声高は「話すときの声の調子が大きい、または高いこと」。
要するに聞いている側からすれば、印象に残るような、そこに注目してしまうような話し方をしているという状況になります。
声高らかは「何らかの物事を行う際に大きな声をあげること」。
大きな声をあげている状況は声高と同じですが、声高らかの場合には、何らかの物事を行うときに付随して、これを出すイメージと評価できるでしょう。
「声高」の意味
声高とは、話すときの声の調子が大きい、または高いことです。
あえてそういう風にしているのか、そういう風になってしまっているだけなのかはその都度違いますが、特定の人の話し方について、こういう特徴があったときに使っていきます。
聞き手にとって印象に残りやすいような話し方をしているときによく使われると言えるでしょう。
「声高らか」の意味
声高らかとは、何らかの物事を行う際に大きな声をあげることです。
大きな声をあげながら、何らかの行動をしているケースで特に使っていくと言えます。
これはどちらかと言えば無意識にやっていることが多く、本人も気付いていないことが多いと言えます。
傍から見れば、声高との違いは非常に微妙であり、区別はしづらいと言えるでしょう。
「声高」と「声高らか」の用法や用例
「士気を高めるためなのか、キャプテンは声高にチームメイトらに対して話を始めた。
そういった部分を見ていると、自然と気分が高揚してくるのが分かった。」
「声高らかに仕事をしている人を見ると、よほど仕事が楽しいのか、充実しているのかと思えてくるな。
ああいう雰囲気で仕事ができる人が非常に羨ましいと思えてくるよ。」
声高と声高らかの違いは微妙
声高と声高らかに関しては、話すときの声が大きい、高いと感じる状況を指しています。
ともに無意識のうちにそういう状況になっているケースも含むので、同じような光景に見える可能性があるでしょう。
つまり、声高と声高らかは同じような意味を表しているのです。
そういう意味では、両者を区別することは難しいかもしれません。