すったもんだは「議論などがスムーズに行われないこと、揉め事などが発生すること」。
話が上手くまとまらないとか、そういった意味で使っていきます。
たまに聞かれる表現であると言えるでしょう。
なんだかんだは「特定の状況に至るまでにいろいろなことがあったという意味のこと」。
具体的には示さないものの、いろいろなことがあったと言いたいときに使われる言葉です。
「すったもんだ」の意味
すったもんだとは、議論などがスムーズに行われないこと、揉め事などが発生することです。
議論などを行うにあたって、スムーズさを欠いている状況、何らかの揉め事が起きて、思ったように進まない状況において使います。
議論はどうしてもいろいろな人の意見がぶつかることがあるため、こういう光景になりやすいと言えるでしょう。
「なんだかんだ」の意味
なんだかんだとは、特定の状況に至るまでにいろいろなことがあったという意味のことです。
いろいろなこととはまさにいろいろなことを意味しており、具体的には明かされません。
したがって、実際にどんなことがあったかは不明であることが多いでしょう。
逆に言えば、曖昧な感じで済ましたいときに使われる言葉と評価できます。
「すったもんだ」と「なんだかんだ」の用法や用例
「今回の会議については、すったもんだの展開となり、全体的に時間がかかってしまった。
ただ、お互いにいろいろな意見をぶつけ合って、いい時間を過ごせたのではないかと思うけど。」
「今回の旅行はなんだかんだあったけど、トータルでは楽しかったよ。
当初予定していなかったハプニングはあったものの、全体的には満足いく内容だった。」
すったもんだとなんだかんだは何かしらの問題が起きた状況を示す言葉
すったもんだとなんだかんだはともに何かしらの問題があったという意味になります。
すったもんだは主に議論などにおいて使用されますが、なんだかんだは場面を選ばないで使用できるので、そこは覚えておくといいでしょう。
これらの言葉は頻繁に使用するわけではないものの、たまに使うことがあるので、知っておくといいと言えます。