「待ち伏せ」と「落とし穴」の違い・意味と使い方・由来や例文

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待ち伏せは「先回りをして相手の来るのを待つこと」。

「待つ」と言い換えると分かりやすい。

落とし穴は「穴を作り、相手が落ちるのを待つこと」。

「罠」と言い換えると分かりやすい。

「待ち伏せ」は相手の通ると思われる場所に予め先回りをして待つことを言います。

「落とし穴」は相手が通る場所に分からないように穴を掘り、落とすことを目的にした罠のことです。

「待ち伏せ」は相手が分からないこと

「待ち伏せ」は相手に悟られないように用意周到に行われるものです。

昔は戦の戦略として行われていましたが、現代では好きな相手を「待ち伏せ」する事で使われます。

ストーカーにならないように、偶然を装ったことを行なうので、恋愛のチャンス造りに行われるものです。

「片思いの相手に気付いて貰う様に待ち伏せをして目を合わせた」などと使います。

「落とし穴」は相手の失敗を誘うこと

「落とし穴」は穴を実際に仕掛ける罠という物理的なものと、相手が失敗をするように仕向ける精神的にものとがあります。

また、気付かないリスクのことを言うこともあります。

「ふざけて落とし穴を作り、相手を死なせた事件がありました」「この仕事はきついので首にしたい社員にやらせよう」「この計画には何か落とし穴がありそうだ」などと使います。

「待ち伏せ」も「落とし穴」も気が付かない共通点

「待ち伏せ」をすることや「落とし穴」に遭遇することは、事前には全く分からないことになります。

相手に悟られないように行なうのが共通点になります。

どちらも一歩間違えれば犯罪になりかねない行為であるのも同じなのです。

ほほえましい「待ち伏せ」もあれば犯罪のものもあります。

「落とし穴」も危険なことですし、リスクと言う意味で使うと用心が出来ます。

「待ち伏せ」と「落とし穴」とは

「待ち伏せ」は相手に分からないように先回りをすることです。

目的は様々で、昔の戦においては相手を殲滅すること、現代では恋愛のチャンス作りなどに使われます。

「落とし穴」は本当の罠の穴やリスクのことを言います。

リスクでは用意周到と思われていた計画も突発的な自然現象や弱みが顕在化することなどで頓挫することを言います。

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