「空中」と「上空」の違い・意味と使い方・由来や例文

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空中は「何らかのものが空に浮かんでいる、空を飛んでいる状況のこと」。

空中という表現はたいてい何らかのものが空に存在している、つまり地上には存在していないというケースで使っていきます。

上空は「地上ではない、空の上であること」。

意味は空中とあまり変わりませんが、上空という言葉は飛行機などの乗り物に乗っているシーンでよく使われます。

だから、こちらの方が使用シーンがより具体的です。

「空中」の意味

空中とは、何らかのものが空に浮かんでいる、空を飛んでいる状況のことです。

空に浮かんでいる、飛んでいる光景を見たときに実際に空中という言葉を使用していきます。

空中という言葉は、ほとんどの場合で無意識のうちに使っているものであり、使用したことを覚えていないケースも多々あるのではないかと思われます。

だから、そこまで馴染みは感じづらいかもしれません。

「上空」の意味

上空とは、地上ではない、空の上であることです。

人間が普段暮らしている地上とは違うという意味で使われる言葉です。

空の上を表す言葉ではありますが、たいていの場合には飛行機などの乗り物に乗っているときに使われます。

したがって、普段の生活においては上空という言葉を使う機会はあまりありません。

空を意識すること自体、日常生活ではほとんどないでしょうから。

「空中」と「上空」の用法や用例

「空中からなんか飛んできたと思ったけど、単なるスーパーの袋だった。

誰かが捨てたのか、飛ばされたのか分からないけど、全然大したものではなかったね。」

「上空1万メートルにもなると、下が全く見えないな。

地上がどうなっているのか全くつかめないほどに高いところを飛んでいるということだ。

飛行機という乗り物は改めてすごいものだと感じるよ。」

空中よりも上空の方が高い位置を指している

空中と上空はともに空を指している言葉と言えます。

しかし、空中は地上にいる人間が意識できる高さであるケースが多いものの、上空は飛行機に乗っている際に経験するような高さであると言えるため、それぞれは高さのレベルに違いがあります。

空中よりも上空の方がより高い位置を指しているので、そこは覚えておくといいでしょう。

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