「使い回し」と「使い古し」の違い・意味と使い方・由来や例文

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使い回しは「同じものを再度別の場面でも使用すること」。

1度ある場面で使用したものを別の場面でもまた使うようなときに使用していきます。

再利用という言い方もできます。

使い古しは「過去に何度か使用したものの、現在はもう使っていないもののこと」。

十分に使ったために、もう使うことができない、限界まで使用したという意味が込められた言葉と言えます。

「使い回し」の意味

使い回しとは、同じものを再度別の場面でも使用することです。

過去に既に使用したことがあるものを別の場面でもう1度使うようなシーンで使っていきます。

過去に使ったものを使用することが不自然ではない、過去に使用したものがまだ使えるという場面である必要があります。

使い回しをするシーンはそんなに珍しいものとは言えないでしょう。

「使い古し」の意味

使い古しとは、過去に何度か使用したものの、現在はもう使っていないもののことです。

同じものを複数回使った経験を持っているものの、それは今はもう使っていないと言えるときに使用する言葉です。

使い古しという光景に関してもそんなに珍しいものではなく、多くの人たちがやったことがあるのではないかと思われる状況です。

「使い回し」と「使い古し」の用法や用例

「今度英検を受けようと思うんだけど、そのときの勉強に使う参考書は大学受験のときに使用したもので大丈夫かな。

使い回しても多分問題ないとは思うんだけど。」

「この洋服はかなり使い古したな。

気が付けば10年くらい着ていたのではないだろうか。

かなりぼろくなってきたから、そろそろお役御免といった感じじゃないかな。」

使い回しと使い古しはやや異なった部分がある

使い回しと使い古しはどちらも特定のものを何度も使用するという意味で使っていきます。

したがって、両者は同じような意味の言葉に見えてくると思われます。

ただ、使い古しに関しては、現在はもう使っていないという意味が含まれているのです。

したがって、これからもまた使う可能性がある使い回しとは、その点でやや意味が異なっています。

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