しかめっ面は「機嫌が悪そうな顔、不快感を表している表情のこと」。
人間の顔の雰囲気を表す言葉であり、基本的には望まない状況となっているようなシーンで使います。
不満を顔で表現している状況と言えます。
渋い顔は「何らかの不快な感情を抱いている表情のこと」。
したがって、しかめっ面と同じような意味として使うことが可能です。
でも、渋い顔の方が精神的にはやや穏やかであると評価できるはずです。
「しかめっ面」の意味
しかめっ面とは、機嫌が悪そうな顔、不快感を表している表情のことです。
こういった表情をする人はたまにいます。
ついつい自分の感情が顔に出てしまう状況であり、何かしらの出来事によって、不満を感じている雰囲気が感じられるのです。
しかめっ面という表現は割とメジャーなので、たびたび耳にするのではないかと思われます。
自身で使ったことがある人も多くいるでしょう。
「渋い顔」の意味
渋い顔とは、何らかの不快な感情を抱いている表情のことです。
したがって、同じような意味合いの表情をしているという状況になるため、しかめっ面と意味は特に変わらない状況と評価できます。
渋い顔という表現もそれなりに使いますから、しっかりと覚えておきましょう。
でも、渋い顔の方がまだ心に余裕があると言えるでしょう。
「しかめっ面」と「渋い顔」の用法や用例
「あの人はひいきのチームが負けたからずっとしかめっ面をしているね。
よっぽど機嫌が悪い状況なんだろう。
明日は勝ってくれるといいけどね。」
「今月の営業成績を見て、上司が非常に渋い顔をしていた。
恐らく状況に納得していないのだろう。
これからはもっと頑張らないと、何を言われるか分かったもんじゃないだろうね。」
しかめっ面と渋い顔はほぼ同じ表情
しかめっ面と渋い顔に関しては、どちらも不満を抱えている、機嫌が悪いという表情を表しています。
したがって、両者はほとんど違いが存在しないと言えるのです。
でも、どちらかと言えばしかめっ面の方が不満の程度が大きいと言え、精神的な余裕が感じられない状況です。
そういった部分で区別をすることができると思われるのです。