「指をくわえる」と「指をくわえて見る」の違い・意味と使い方・由来や例文

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指をくわえるは「羨ましい光景に対して何もできずにいる状況のこと」。

本当は自分も欲しい、またはそこに加わりたいなどの感情を持ちながらも、それができずにいる状況で使います。

指をくわえて見るは「何もできずに、ただ事の成り行きを見ているだけの状況のこと」。

何もできずにいるという部分に関しては、指をくわえると同じですが、自分が羨ましいと感じている状況以外でも使用することができます。

「指をくわえる」の意味

指をくわえるとは、羨ましい光景に対して何もできずにいる状況のことです。

自分が羨ましいと感じている光景を見ているだけ、そこから何もできずにいる状況で使用する言葉と言えます。

そういったシーンは多くが少なからず経験している可能性があるでしょう。

自分の思い通りの状況にならないことはよくあると言えると思われます。

「指をくわえて見る」の意味

指をくわえて見るとは、何もできずに、ただ事の成り行きを見ているだけの状況のことです。

本当は何か行動を起こすべきなのに、何もできない、現実的にとれる手段が全くないと言えるようなシーンで使っていきます。

何もできないことがもどかしいと感じられる場面で使用していきますが、こういった状況もたまに経験する可能性があります。

「指をくわえる」と「指をくわえて見る」の用法や用例

「友達が夏休みを利用して海外旅行に行ってくるらしい。

非常に羨ましいなと思いつつも、俺は指をくわえるだけで、何もできないわけだが。

俺も海外に行ってみたいな。」

「近所で火事が発生して、とりあえず消防に連絡はしたが、それまでは何もできない。

ただこうして指をくわえて見るだけの状況は、なんとももどかしいと思えてくるな。」

指をくわえると指をくわえて見るは微妙に意味が違う

指をくわえると指をくわえて見るは表現としてかなり似ていますが、意味が微妙に違っています。

指をくわえるは、自身にとって羨ましいときに使います。

しかし、指をくわえて見るは、自身にとって何かすべきときに使うのです。

どちらも何もできないという意味はありますけど、使用するシーンには違いがあるので、そこは覚えておきましょう。

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