ささやかは「ほんの少し、わずかであること」。
程度を表す言葉であり、遜ったようなイメージをもたらす表現です。
大したことないという意味を自分自身で表現するようなシーンで使っていきます。
質素は「控えめな状況であること」。
イメージとしてはささやかに近いですが、質素は生活ぶりなどに対してよく使っていくので、それ以外ではあまり使われないと言えるでしょう。
「ささやか」の意味
ささやかとは、ほんの少し、わずかであることです。
見た目の程度を表す際に使われますけど、ささやかという言葉は日常的にはそこまで使われません。
聞いたことがない人はほぼいないはずなので、マイナーとは言い難いですけど、類似の言葉は他にいくつもあるため、あえてささやかという表現を使うことはほぼないと言えるのです。
「質素」の意味
質素とは、控えめな状況であることです。
何かしらのものが控えめであると言えるケースで使っていく言葉と言えます。
ただ、実際は生活スタイルなどに限定されることが多いので、そこまで頻繁に使用されるとは言い難い言葉です。
質素に関してもマイナーではありませんけど、見聞きする機会は限られると言えるので、そこはポイントでしょう。
「ささやか」と「質素」の用法や用例
「ささやかなパーティーではあるけれども、俺はこれくらいがちょうどいいなと思う。
あまり派手にやると、気を遣ってしまうような部分があるからな。
気軽に楽しめる方がいいだろう。」
「俺の生活スタイルは非常に質素だ。
家にはほとんどものがないし、食事も最低限のものであり、贅沢をする機会はほぼないと言えるだろう。
でも、これが俺には合っていると感じられるんだ。」
ささやかと質素は同じような光景に対して使う
ささやかと質素はどちらも程度を表す言葉であり、派手ではないという意味で使われる言葉と言えます。
したがって、見た目の光景でいえば似ている状況と言える可能性があります。
ただ、どちらもそこまで頻繁に使われるとは言い難い言葉であり、メジャーではないため、日常的にはあまり見聞きしないかもしれません。
でも、意味は知っておくといいです。