とぼとぼは「弱弱しい状況のこと」。
何かしらの行為をしているときの雰囲気が弱弱しく感じられるときに使います。
歩き方が弱弱しいときに使用するケースが大半です。
たよたよは「弱っていて頼りなく見える状況のこと」。
こちらは行為というよりは見た目などに対して使っていく言葉です。
したがって、とぼとぼと意味は近いですけど、違いはちゃんとあります。
「とぼとぼ」の意味
とぼとぼとは、弱弱しい状況のことです。
何かしらの行為それ自体が非常に弱弱しく見える、そんなシーンで使っていきます。
とぼとぼに関しては、使用するシーンはほぼ固定されており、とぼとぼ歩くという表現がかなりメジャーで、それ以外のケースではほぼ使わないと言えるでしょう。
したがって、ある意味分かりやすい言葉です。
「たよたよ」の意味
たよたよとは、弱っていて頼りなく見える状況のことです。
弱っているという状況自体はとぼとぼと同じようなものと評価できますけど、たよたよに関しては、代表的な使用シーンのようなものはありません。
したがって、かなり幅広くいろいろな場面で使用することができるでしょう。
そういう意味では、漠然とした面があるということです。
「とぼとぼ」と「たよたよ」の用法や用例
「あんな感じでとぼとぼ歩いているところを見ると、かなり体力的に消耗しているように感じられる。
元々弱弱しい体格だったし、それだけ疲れやすい体質なのかもしれないな。」
「あの人は何ともたよたよしい感じだな。
見た目的にはひょろい感じで、かなり弱弱しく見えるんだよね。
もうちょっと鍛えた方がいいんじゃないかと思えてくるよ。」
とぼとぼとたよたよはどちらも弱弱しいという意味がある
とぼとぼとたよたよについては、どちらも弱弱しいという意味で使われるものであり、意味はかなり似ている状況です。
したがって、これらは一見すると同じような場面で使用するように見えるでしょう。
しかし、とぼとぼは歩き方に対して使用するケースが大半ですが、たよたよはいろいろなシーンで使えるので、そういう部分で実は違いがあります。