「合戦」と「交戦」の違い・意味と使い方・由来や例文

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合戦は「敵と味方がそれぞれ出会って戦うこと」。

単なる戦いというよりは、敵と味方に分かれて、それぞれのチーム同士で戦うような状況を表しています。

したがって、個人間など小規模な戦いでは使われません。

交戦は「戦いを交えること」。

個人対個人でも、もっと規模が大きい団体同士でも使える言葉であり、いろいろなシーンの戦いにおいて使える言葉です。

「合戦」の意味

合戦とは、敵と味方がそれぞれ出会って戦うことです。

基本的には個人同士の戦いの際にはほとんど使われない言葉です。

敵と味方と言えるほどに勢力が存在し、かつ立場が完全に分かれているような、規模が大きい戦いにおいて主に使われる言葉と言えるでしょう。

したがって、合戦という言葉はそれだけ限定的なシーンでのみ使用されるのです。

「交戦」の意味

交戦とは、戦いを交えることです。

割とそのままの意味と言えるような状況ですけど、戦いを行うような状況があれば、広くこの言葉を使用することが可能です。

したがって、個人対個人の戦いにおいても交戦という言葉は使用できると言えます。

世の中で過去に発生したあらゆる戦いは交戦と言えるような状況と評価できるのでしょう。

「合戦」と「交戦」の用法や用例

「日本では過去に有名な合戦がいくつか起きているが、どれも非常に規模が大きくて、兵の数も多いな。

昔は日本国内でも普通に合戦が起きていたわけだから、今では考えられない状況だね。」

「交戦をするともはや後には引けない。

それくらいの覚悟が必要なのだろう。

現代では交戦は日常的な行為ではないが、かつてはそれが割と日常的に行われていた時代もあり、感覚が今とは違うんだ。」

合戦と交戦は規模が異なっている

合戦と交戦は似たような意味の言葉と評価できますけど、その規模に大きな違いがあります。

合戦は敵味方に分かれて行う団体戦のような、規模が大きい戦いにおいて使われる言葉ですけど、交戦は個人同士の戦いにおいても使うことが可能な言葉です。

したがって、そういった部分で見分けていくべき言葉ですから、そこを覚えておきましょう。

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