きちじょうじは「武蔵野市に有る吉祥寺のこと。」
「人気居住地」と言い換えると分かりやすい。
きっしょうじは「駒込にある吉祥寺のこと」。
「元祖寺」と言い換えると分かりやすい。
「きちじょうじ」はいわゆる吉祥寺で、中央線にあり人気スポットの一つです。
「きっしょうじ」は都心のお寺で吉祥寺と書きますが、読み方は「きっしょうじ」なのです。
「きちじょうじ」は人気の場所
「きちじょうじ」は吉祥寺駅の周辺に広がる住宅街のことです。
井之頭公園に隣接し、居住地区として大変に人気があります。
江戸時代の明暦の大火により、江戸府内の「きっしょうじ」付近の住民が、武蔵野に移り住み「吉祥寺村」を作ったことに由来しています。
ですからお寺が無いのです。
今では有数の人気スポットになっています。
「きっしょうじ」は元駒込に有るお寺のこと
「きっしょうじ」は吉祥寺と書き、中央線にある吉祥寺の名前の由来となるお寺です。
「吉祥寺」は太田道灌が江戸城築城の際に、井戸から出土した金印に「吉祥増上」の四文字が刻まれていたことから、江戸城内に堂が建てられたことが発祥です。
その後移転を幾度か繰り返し、現在は文京区元駒込に有る曹洞宗のお寺となっています。
「きちじょうじ」と「きっしょうじ」は同じ
「きちじょうじ=吉祥寺」の方が断然有名ですが、名前の由来は都心に有る「きっしょうじ=吉祥寺」が元になっていますから、両者は同じと言えます。
全国にある吉祥寺は「きっしょうじ」と発音しています。
移転して村の名前を付ける時に寺の呼び方に遠慮したかも知れません。
「きちじょう」の方が、仏教的には正しいという説もありますが、多くの「吉祥寺」は「きっしょう」を使っています。
「きちじょうじ」と「きっしょうじ」とは
「きちじょうじ」は中央線に有る駅の名前と地名に使われている名前です。
そこには寺はありません。
江戸の明暦大火の際に非難移転した吉祥寺門前住民により「吉祥村」が造られたことに始まります。
「きっしょうじ」は江戸築城迄さかのぼり、出土した金印から名付けられたお堂が始まりです。
現在は文京区元駒込に有るお寺になります。