繁殖は「自然に増えていく様子のこと」「繁茂」と言い換えると分かりやすい。

増殖は「ドンドン増えていく様子のこと」。

「増加」と言い換えると分かりやすい。

繁殖は世代交代を繰り返し増加していくことです。

増殖はひたすら増加していく様子のことです。

「犬の繁殖を行うブリーダー」「最近の増殖をする」「黴が増殖してしまった」「高速増殖炉もんじゅ」などと使います。

「繁殖」は動物の増加のこと

「繁殖」は動物が世代交代をしながら、自然に増えていくことです。

人為的に行う場合もあり、犬や猫などのペットや畜産の家畜類、競走馬などになります。

野生動物がコロニーを形成して自然繁殖していることもあります。

単に増える意味ではなく、世代交代をしながら自然に増加していくことの意味が大きい言葉です。

人間では「繁栄」と言います。

「増殖」は増えること

「増殖」は増えることです。

昆虫や細菌、無機物にも使われる言葉です。

「がん細胞の増殖を抑える」「高速増殖炉もんじゅは廃炉が決まった」「農薬は害虫の増殖を抑え込む」「増殖炉の特徴とは核燃料を燃やしても増えることに有る」「ウィルスの増殖は変異を伴うものだ」「キノコは菌が増殖した結果出来るもの」「風呂場は菌の増殖が激しい」などと使います。

「繁殖」と「増殖」は増えること

「繁殖」は動物や植物が増えていくことを言い、「増殖」は生物や無機質のものが増加することを言います。

増加は生殖によるもの、細胞分裂によるもの、何等かの化学作用によるものなど、単に数が追加され増えることとは違います。

「ペットの繁殖」「畜産の繁殖」「雑草の繁殖」「野生動物の繁殖」「がん細胞の増殖」「カビの増殖」「核燃料の増殖」などはすべて増加になります。

「繁殖」と「増殖」とは

「繁殖」は生殖により増えていく様子のことです。

動物や植物などの増加について使われる言葉になります。

「繁」は生殖により繁栄することです。

「繁殖をした」「繁殖をする」。

「増殖」は分裂や化学反応により増えることに多く使われます。

「カビの増殖」「核燃料の増殖」「ウィルスや細菌の増殖」「増殖を促す」「増殖を抑える」などと使います。

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