「被害者面」と「被害妄想」の違い・意味と使い方・由来や例文

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被害者面は「加害者なのに被害者と主張すること」。

「欺瞞」と言い換えると分かりやすい。

被害妄想は「被害を実際に受けていないのに被害が有ったと主張すること」。

「誤信」と言い換えると分かりやすい。

被害者面は何かの加害者であるのに非を認めようとはせずに、こうなったのは他に原因があり、自分もその犠牲になっているのだから被害者なのだという理屈です。

「被害者面」は加害者がすること

「加害者」は自分の非を他の原因としたい気持ちがあり、それらしい原因があると、そのために加害者になってしまったのだから、自分も言わば被害者なのだと正当化して人を騙すことです。

例えば「オレオレ詐欺で捕まった受け子は、自分は言われたままにお金を受け取ったまでで、自分も被害者なのだと被害者面をすることです」「近所の嫌がらせは、自分は被害者なのでと被害者面をすることが良くあります」と使います。

「被害妄想」は被害者と主張すること

「被害妄想」は被害を受けていないのに被害が有ったと思い込むことです。

一種の精神病とされるものですが、似たようなケースは日常生活で起きるものです。

例えば「執拗な煽り運転で逮捕された人が、先にあおったのは相手で自分は被害者なのだと主張することです」「間違えた根拠となるものを誤信して、被害を受けたと相手を貶めることも被害妄想的行為です」と使います。

「被害妄想」は「被害者面」をすること

「被害妄想」は根拠もなく相手を加害者として攻撃し、自分はその被害者だということです。

病的な場合を除き、「妄想」を働かす人は、相手を貶めるための陰口や告げ口をする人に多いのです。

何もないのに「被害者面」をして周囲に言いふらすのです。

近年は国民的規模の「被害妄想」が行われているようで、相手国は閉口してしまいます。

「被害者面」と「被害妄想」とは

「被害者面」は良く考えると加害者なのに、屁理屈を付けて被害者と主張することで、オレオレ詐欺の受け子やあおり運転をしたドライバーや近所に迷惑行為をしている人などが良くする行為です。

「被害妄想」は精神病の一つの一つの症状とされますが、似たようなことは日常あることです。

元は根拠となっていることを誤認・誤解していることが原因のことが多いのです。

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