「駆け抜け」と「抜け駆け」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

駆け抜けは「特定の場所を走って通り抜けること」。

そこを通過していく状況を指しています。

いろいろなシーンで使えますけど、野球ではこういった状況がよく見られます。

1塁ベースを駆け抜けるシーンは有名です。

抜け駆けは「他人を出し抜いて、先に物事を行うこと」。

他人よりも先に特定の行為を行って、有利な状況を作ろうとするときに使う言葉と言えます。

「駆け抜け」の意味

駆け抜けとは、特定の場所を走って通り抜けることです。

特定の場所を走りながら通過するという意味があります。

通過するという点は1つ大きなポイントになるでしょう。

よく使われるシーンとしては、野球における1塁ベースの駆け抜けであり、野球好きの人であれば、こういった状況は今までに何度も目撃していると言えるはずです。

「抜け駆け」の意味

抜け駆けとは、他人を出し抜いて、先に物事を行うことです。

他人よりも先に行った方が有利になると言えるシーンで使っていく言葉です。

したがって、出し抜かれた側からすればいい気持ちはしないと言えます。

したがって、抜け駆けというのはあまりいい行為ではないという風潮があるので、そういう意味で使用されているという点を把握しておきましょう。

「駆け抜け」と「抜け駆け」の用法や用例

「野球においては、バッターランナーは1塁ベースを駆け抜けてもいいが、勢い余って1塁手などと交錯しないように気を付けないといけない。

怪我をする可能性があるから。」

「抜け駆けをすると、他の人から嫌われる可能性がある。

しかし、ビジネスにおいてはそんなことを気にして、チャンスを逸する方が大問題だ。

だから、俺はそんな部分は気にしない。」

駆け抜けと抜け駆けは全く意味が違う

駆け抜けと抜け駆けについては、表記は似ているものの、意味としては全く違う状況となっています。

駆け抜けは走って通過するという意味であり、抜け駆けは他人を出し抜いて、先に物事を行うという意味になっているのです。

したがって、それぞれの意味には明確な違いがあるため、区別をすることは非常に容易と言えるでしょう。

最新の記事はこちらから