「ものぐさ」と「無精」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ものぐさは「何もやるに面倒くさがる様子のこと」。

「面倒」と言い換えると分かりやすい。

無精は「何もやるにも怠ける様子のこと」。

「怠け癖」と言い換えると分かりやすい。

ものぐさは「何となくするのが面倒」と言う意味なのですが「物憂し」「物臭」などから出た言葉とされます。

「無精」はキチンとしていない、怠けた様子のことです。

「ものぐさ」は面倒くさがること

「ものぐさ」はしなければならないことがあっても、すぐに取り掛かることをしないで、理由を付けて後回しにしてしまう行為です。

後始末がすぐに出来ないこと、掃除が苦手なこと、整理整頓がすぐに出来ないことなどが「ものぐさ」の特徴です。

「無精」と良く似ていますが、「無精」はほとんどしないことに対して、「ものぐさ」は一応遅くても行動するという点では異なっています。

「無精」はしないこと

「無精」はするべきことをほとんど何もしないことです。

「精を出さない」と言う意味ですから、テキパキとは縁遠いことになります。

「筆無精」は時候の挨拶や礼状を出さないことです。

独り者になると「しっぱなし・食べっぱなし・寝っぱなし・着っぱなし」など生活の乱れがあり、ともすると「無精者」になってしまう恐れがあります。

「ものぐさ」も「無精」も行動が遅いこと

「ものぐさ」や「無精」に陥ると、何をするにも動きが鈍く遅い印象があります。

働き者や綺麗好きな人から見ると何とも歯がゆいものです。

一般的には若い男性に多いかも知れません。

女性はテキパキした性格や綺麗好きが多いと言えますが、中にはゴミ屋敷の主もいますので一概には言えません。

すぐにしない理由はすぐ考えることが出来るのに行動は遅いのです。

「ものぐさ」と「無精」とは

「ものぐさ」は行動することを面倒に感じて、すぐには取り掛からない性格のことです。

なんでも先延ばしが好きで、理由付けも得意です。

「無精」は一生懸命に物事が出来ない性格で、遅いというよりやらない方が多いぐらいです。

どちらも余り良い性格とは言い難く、どのような集団や仲間でも一人いると、全体の士気に関わります。

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