「憎まれ口」と「悪たれ口」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

憎まれ口は「わざと他人から憎まれるような口のきき方をすること」。

言っている内容はともかくとしても、口調に関して恨まれる、憎まれるような状況であるため、そこが特徴と言えます。

悪たれ口は「わざわざ相手を怒らせるような口のきき方をすること」。

基本的な意味は憎まれ口と同じです。

しかし、悪たれ口という表現はあまり使われません。

「憎まれ口」の意味

憎まれ口とは、わざと他人から憎まれるような口のきき方をすることです。

言っている内容自体は正しいとしても、口調が厳しめ、または嫌味っぽいので、聞いている人からすれば気分が悪くなる、むかついてくるという状況になりやすく、結果的に相手から恨みを買うようなケースを指しているのです。

憎まれ口という言葉はかなりメジャーでしょう。

「悪たれ口」の意味

悪たれ口とは、わざわざ相手を怒らせるような口のきき方をすることです。

意味は憎まれ口とほとんど変わりません。

言っている内容は正しいとしても、口調それ自体に問題があるため、結果的に相手を怒らせてしまう、恨みを買うような状況を指しているのです。

この悪たれ口という言葉は知名度がやや劣るため、憎まれ口ほどは使われません。

「憎まれ口」と「悪たれ口」の用法や用例

「憎まれ口をたたくと、それだけで一気に他人からの印象が悪くなるよな。

せっかく言っていることは正しいのだから、もう少し言い方を工夫すればよかったと思うのだが。」

「悪たれ口をきいてしまうと、周りからの評価が下がりそう。

言い方に問題があるため、その点においてどうしても悪い印象を持たれてしまいがちなんだろう。」

憎まれ口と悪たれ口は意味は同じ

憎まれ口と悪たれ口については意味はさほど変わりません。

基本的には同じ意味の言葉と言えるはずです。

しかし、これらは使用頻度の面で違いがあります。

憎まれ口は有名ですけど、悪たれ口については知名度が相対的に劣るので、日常生活ではあまり使われません。

だから、それぞれは使用頻度という面では大きな違いが存在しているのです。

最新の記事はこちらから