「雷」と「稲光」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

雷は「帯電した雲と地上の間に起きる放電現象のこと。」

「放電現象」と言い換えると分かりやすい。

稲光は「雷が放電したときに現れる光のこと」。

「稲妻」と言い換えると分かりやすい。

雷は「神鳴り」ですから、昔の人は本当にそのように思い畏怖したのでしょう。

それが電気現象だと分かっても恐ろしいものです。

稲光は雷の放電の道筋に現れる光の道で「稲妻」とも言います。

「雷」は静電気現象

「雷」は積乱雲の中の急激な上昇気流により積乱雲が負に帯電し地上の正の電荷との間に放電が起きることで発生します。

「雷」は「雷電・いかづち・稲妻」などの言い方があります。

稲妻は稲が雷で方策になると信じられていたことから「妻」の字を当てたと言われています。

ベンジャミン・フランクリンは「雷は静電気だ」と凧を上げて証明したのです。

それにより「避雷針」の発明に繋がったのです。

「稲光」は放電の光

「稲光」は閃光で雷の放電つまり落雷の際に放電の道筋に現れる光のことです。

ピカと光ってから音が聞こえるまでの距離は「かかった秒数×340m/秒」で求めることが出来ます。

ですから目の前で落雷があると光と音はほぼ同時になります。

また、雷が遠いと稲光ばかり見えることがあります。

雷がどのぐらい離れているのかは、光ってからの秒数を数えれば分かるのです。

「雷」は「ゴロゴロと稲光」のこと

「雷」とはゴロゴロと言う音や「稲光」そして落雷時のドカンと言う猛烈な音で出来ています。

あの音は空気を通る時の空気の振動で起きるものです。

稲光は真っすぐの場合もありますが、原則屈折している様子になります。

あれは空中を無理やり通っているからなのです。

人工的に起こす放電光もジグザクしているのは同じ原理なのです。

「雷」と「稲光」とは

「雷」は積乱雲の中で氷の塊などがこすれ合うことでマイナスの静電気が発生し、プラスの地上の方向に放電が起きる現象のことです。

空気中をジグザグしながら落雷は起きるため、空気が振動しゴロゴロドカンと言う大きな音がするのです。

「稲光」は放電の際に道筋を通る放電光のことです。

「稲」に関係する理由は取り入れの季節に多いことで雷は豊作になるということから付けられています。

「稲妻」もそうです。

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