「万全」と「大全」の違い・意味と使い方・由来や例文

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万全は「完全であり、欠ける部分が全くない状況のこと」。

言い換えれば、完璧といった意味の言葉になるでしょう。

万全という言葉はたびたび使用することがあります。

大全は「十分に備わっていること、特定の事柄に関して漏れなく集めた書物のこと」。

どちらかと言えば、後者の意味で使用されることが多いです。

前者の意味は万全に似ています。

「万全」の意味

万全とは、完全であり、欠ける部分が全くない状況のことです。

要するに、完璧という意味に近い言葉です。

万全に関しては、日常生活の中でたまに使う機会があり、聞いたことがある人は多くいるでしょう。

何かの事柄に関して、欠けている部分がない、これ以上やることがないと言えるケースで使っていくので、覚えておくと良いです。

「大全」の意味

大全とは、十分に備わっていること、特定の事柄に関して漏れなく集めた書物のことです。

前者の意味に関しては、万全に似ています。

ただ、大全の場合には、後者の意味で使われることが多いです。

大全に関しては、後者の意味がかなり有名であり、前者の意味についてはそもそも知らない人も多いのではないかと思われる状況です。

「万全」と「大全」の用法や用例

「ここまでやれば準備は万全だろう。

明日のマラソン大会に向けて、完璧な準備が整ったと思う。

あとは天気がどうなるか、そこが気になるところだがな。」

「往年の有名なプロ野球選手に関する大全が発売された。

ファンとしてはやはりこれは買っておきたいところだな。

こういう商品が出るということは、それだけ多くが注目している存在なのだろう。」

万全と大全は同じような意味として使える

万全と大全に関しては、同じような意味として使うことができます。

どちらも完璧な状況を表す際に使っていくことが可能な言葉となっているのです。

ただ、大全は特定の事柄に関する書物を漏れなく集めたものという意味もあり、こちらの意味で使うこともあります。

したがって、大全についてはそれだけ意味が幅広くなっているので、そこは頭に入れておきましょう。

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