好戦的は「争いを好む性格のこと」。
争いが好きという場合に使うことが多いですけど、争いが好きかどうかにかかわらず、すぐに手が出るような性格に対して使うこともあります。
血気盛んは「意欲に満ちていること、活力にあふれていること」。
要するに行動にエネルギッシュな面が見えるシーンで使う言葉です。
話し合いよりも武力で解決しようとする好戦的に近い意味を持っています。
「好戦的」の意味
好戦的とは、争いを好む性格のことです。
争いが好きという場合に使うことが多いですが、争うような手段をよく使う人に対して使われることも多いです。
何らかの物事の解決の手段として武力を選ぶ機会が多いような人たち、平和的に解決しようとしない人たちに対して使われ、どちらかと言えばネガティブな意味を持った言葉と言えます。
「血気盛ん」の意味
血気盛んとは、意欲に満ちていること、活力にあふれていることです。
意欲や活力があるという状況は非常に漠然としているため、多くのシーンで使うことができます。
したがって、好戦的のようにエネルギッシュな行動をとる人たち、すぐ手が出るような性格の人たちに対しても使うことは可能であり、好戦的と同じような側面を持っています。
「好戦的」と「血気盛ん」の用法や用例
「あの人は昔から喧嘩をよくやってきたらしい。
気が付いたら手が出るような、かなり好戦的な人間だ。
だから、怒らせると大変なことになるかもしれないね。」
「若者の中には血気盛んな人たちがかなりいる。
若いのだから当たり前と言われるかもしれないが、最近はインドアで過ごす人たちも多いからね。
意外と活動的な人たちは減っているんだよ。」
血気盛んの中に好戦的がある
好戦的は武力などの手段をとる傾向が強い人たちに対して使いますが、血気盛んは活動的、エネルギッシュな面がある人たちに対して使います。
そういう意味では、好戦的の方がより具体的で、血気盛んはより抽象的という評価が可能です。
でも、血気盛んの一例として好戦的がある状況なので、血気盛んの中に好戦的が含まれると評価できるでしょう。