「焼き海苔」と「味付け海苔」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

焼き海苔は「海苔を板状に干して焼いた板海苔のこと」「大きい海苔」と言い換えると分かりやすい。

味付け海苔は「板海苔に味を付けて焼き小さく切ったもののこと」。

「小さい海苔」と言い換えると分かりやすい。

大きい海苔はタテ21cm・横8cmを一帖とし統一されています。

小さい海苔はそれを八つ切りにしたサイズのものです。

「焼き海苔」は緑藻を養殖して作ります。

「焼きのり」の原料となる海藻の海苔は養殖します。

海の浅い場所に網を張り、種付けをして海苔の葉が成長したら収穫します。

海苔は細かく砕かれ、海苔簀と言うものに規格の大きさに敷き詰め乾燥させます。

それを板海苔と言い表面をあぶると「焼きのり」の完成です。

普通、パリパリと破れるものが焼き海苔で、シナシナしている海苔は板海苔です。

「味付け海苔」は甘醤油の味がします。

「味付け海苔」は炙った板海苔の表面に甘醤油で味を付けたものです。

板海苔は海苔本来の香りと味があり食べる時に炙ることや醤油をつけることが多いため、その手間を省くため最初から甘醤油味を付けたものです。

一帖を八つ切りにして販売されたものが多いようです。

また、韓国のりのように塩味が強い味付け海苔もあります。

「焼きのり」も「味付け海苔」も消費者の便宜を考えたものです。

海苔はひと昔前では切ったものや味が付いたもの・焼かれたものなどはありませんでした。

本来の海苔は板海苔の状態で大きさも一帖でした。

それを買い、火にあぶって折り食べやすい大きさにしたのです。

そして、醤油を付けて食べたと言うことです。

その手間を省いたものが「焼き海苔・味付け海苔」なのです。

消費者の立場になったものと言えます。

「焼きのり」と「味付け海苔」とは。

「焼き海苔」は板海苔を焼き、パリパリにして食べやすくしたものです。

乾燥材などで湿気ることを防止した状態で販売されます。

「味付け海苔」も板海苔に醤油味を前もってつけておき、八つ切りにしてすぐに食べられる状態にしてある便利な海苔なのです。

また、海苔は佃煮にしたものも朝食のおかずとして、「味付け海苔」と同様に人気があります。

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