「いかがわしい」と「おぼつかない」の違い・意味と使い方・由来や例文

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いかがわしいは「疑わしいこと、道徳的によくないと思われること」。

怪しいとか、疑わしいという意味もありますけど、道徳的によくないという意味を持っている点は特徴的です。

おぼつかないは「ことが上手く運ぶかどうか疑わしいこと」。

疑わしいという意味においては、いかがわしいと同じですけど、使用できる場面が限定されている点が特徴です。

「いかがわしい」の意味

いかがわしいとは、疑わしいこと、道徳的によくないと思われることです。

一般的には後者の意味で使われることが多いですけど、単に疑わしいという意味でも使用できるのです。

でも、疑わしいという意味に関しては、そもそも知らない人もいるでしょう。

だから、その意味で使っても上手くこちらの意図が伝わらない可能性があるので、そこは注意点と言えます。

「おぼつかない」の意味

おぼつかないとは、ことが上手く運ぶかどうか疑わしいことです。

疑わしいという意味があるので、その点においてはいかがわしいと同じような意味を持っています。

しかし、事が上手く運ぶかどうかと言えるようなシーンで使うため、そこはおぼつかないという言葉の特徴です。

実際に使えるシーンは限られると評価できるはずです。

「いかがわしい」と「おぼつかない」の用法や用例

「いかがわしいものを見ると、どうしても気分が悪くなってしまう。

そういうものが好きな人もいるんだろうけど、私はあまり好みじゃないんだよな。

無意識に避けてしまう。」

「あいつのやり方を見ると、どうしてもおぼつかない印象になるんだよな。

ちゃんと上手くやれるのか、非常に心配になってくるよ。

順調にいってくれればいいんだが。」

いかがわしいとおぼつかないは同じような場面で使える

いかがわしいとおぼつかないに関しては、本来の意味は微妙に違います。

しかし、両方とも疑わしいという意味を持っています。

そして、おぼつかないは上手くいくか疑わしいと言えるシーンで使っていくので、この場面においてはいかがわしいとおぼつかないはともに使えると言えます。

ただ、いかがわしいに関しては、道徳的によくないという意味で使われることが多いですが。

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