近寄るは「近づくこと、そばに寄ること」。
特定の人物などに関して、そばに近づいていく状況を指しています。
その人に対して何かしら用事があるようなときに近寄るという行為をすることが多いです。
詰め寄るは「迫っていくこと」。
単に近づくだけではなく、迫力を感じさせながら近づいていくときに使います。
詰め寄るも人に対して使うことが多いので、そこは覚えておきましょう。
「近寄る」の意味
近寄るとは、近づくこと、そばに寄ることばです。
特定の人に対して何かしら用事があると言えるときに、話をしたいがために、そばに寄っていく行動をとることが多いです。
したがって、近寄るという行為自体は割と日常的なものであり、いろいろなケースで見聞きすることが多いでしょう。
近寄るという行為は多くが無意識やっているものです。
「詰め寄る」の意味
詰め寄るとは、迫っていくことです。
特定の人に近づいていく行為ではあるものの、何かしら不満が合って近づいていくので、その光景自体は迫力を感じることができるでしょう。
詰め寄るという状況は日常生活の中で頻繁に見られるものではありません。
滅多に見られないものなので、詰め寄るという表現を使う機会はほとんどないはずです。
「近寄る」と「詰め寄る」の用法や用例
「郵便局に行きたくて、改札にいた駅員に道を尋ねるために近寄ると、思った以上に丁寧に対応してくれた。
そして、説明も非常に分かりやすかったと言えるだろう。」
「お金を貸していた知り合いが全く返してくる気配がなかったから、忘れてるんじゃないかと思って、この前たまたま見つけたときに詰め寄っていったら、相手もびっくりしていたな。」
近寄ると詰め寄るは特定の人に近づいていく行為
近寄ると詰め寄るに関しては、特定の人に近づいていく行為を指しています。
したがって、両者は同じような行動に見えるでしょう。
ただ、近寄るは単に近づいていくだけですけど、詰め寄るは細かく見れば、迫力を感じられるような状況なので、そこに違いがあると言えます。
近寄るは日常的な行為ですけど、詰め寄るはそうとは言えないでしょう。