思慮分別は「物事をよく考え、識別したうえで判断すること」。 きちんと考えることができ、そのうえで適切な判断をすることができるという意味になるのです。 熟慮断行は「実行するにあたって、事前に時間をかけてしっかりと考えておくこと」。 慎重になって考えたうえで、実行に移すという判断をしていくケースで使っていく言葉になります。...
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美人薄命は「美人はとかく病弱であることが多く、数奇な運命に翻弄され、短命なケースが多いということ」。現実を表しているとは限りませんけど、そのような宿命と言える可能性はあるのかもしれないです。佳人薄命は「病弱で早死にしたり、運命に翻弄されて不幸になったりすることが多いということ」。美人薄命と意味はほぼ変わらないです。でも...
英明闊達は「優れた才能や知恵を持っており、小さなことにこだわらないおおらかな性格であること」。 才能や知恵に優れているだけではなく、性格がおおらかであるというケースで使っていく点が特徴です。 明朗闊達は「明るくて朗らかであり、細かいことにこだわらない性格であること」。 英明闊達にやや似ていますけど、明るく朗らかという点...
適材適所は「事業や組織の現状を踏まえたうえで、人的資源の最適化を実現すること」。 どこに誰を配置するのが最も望ましいかについて考えたていくことになるのです。 適才適処は「その人の適性や能力を考慮して、相応しいと言える地位や仕事に就かせること」。 適材適所と意味は変わりませんが、こちらの方がややマイナーな言い方と評価でき...
急転直下は「様子が急に変わったり、物事が一気に解決すること」。 それまでは停滞していた状況が続いていたのに、それまでの状況に大きな変化があったようなシーンで使っていきます。 一落千丈は「地位や権威、価値などが一気に落ちてしまうこと」。 急転直下はいい意味で使われることもありますけど、一落千丈は基本的に悪い意味で使用され...
無病息災は「病気などを全くしないで元気でいられること」。 多くの人たちはこういった状況を願っているはずで、そのような生き方を目指していると思われます。 無事息災は「病気や災害などの心配事がなく、平穏な状況で暮らしていること」。 そのような心配をする必要がないという点は、精神的に非常に穏やかと言え、理想的な光景と評価でき...
自由闊達は「度量が大きく、物事にこだわらずに心のまま自由に行動する状況のこと」。 自分の思ったままに振る舞う、細かいことや周囲のことは大して気にしないという意味が込められています。 闊達自在は「度量が大きくて、物事における小さい部分にこだわらず、思いのままであること」。 意味は自由闊達とほぼ変わらないでしょう。 同じ意...
量才録用は「他人が持つ能力をきっちり見極めて、その能力を十分に生かすことができる地位に登用すること」。 適材適所のような部分に優れている人に対して使っていきます。 量才取用は「人が持っている才能をよく観察して、その能力が十分に発揮できる地位に登用すること」。 つまり、量才録用と意味はほぼ変わりません。 同じようなシーン...
女流作家は「女性の作家のこと」。 単純に作家の中で女性に当たる人たちはみんな女流作家という言い方ができると思われます。 閨秀作家は「女性の作家のこと」。 したがって、意味は女流作家と全く同じです。 ただ、閨秀は文芸や学問に優れた女性という意味があるので、そこに関しても知っておくといいのではないかと思われます。 「女流作...
十全十美は「完全で全く欠点のないこと、すべてが揃っている状態であること」。 したがって、欠点を探しても何も見つからない、問題点は何もないと言えるようなシーンで使っていく言葉になります。 尽善尽美は「善と美を極めており、完璧な状態であること」。 完璧という意味があるので、十全十美とほぼ同じような意味と評価できます。 「十...