言葉の違い 「以心伝心」と「不言不語」の違い・意味と使い方・由来や例文 以心伝心は「言葉を一切使わずに、互いの心から心に伝えること」。 現実的には難しい部分もありますけど、そういったことができるケースも確かにあるはずです。 不言不語は「何も言わない状況のこと、口に出して言うことなく、相手に理解されること」。 後者の意味については以心伝心とほぼ同じと言えるでしょう。 でも、不言不語はあまり有...
言葉の違い 「空中楼閣」と「砂上楼閣」の違い・意味と使い方・由来や例文 空中楼閣は「根拠がないこと、架空の出来事のこと」。 要するに現実に存在しないこと、その可能性が高いと思われる事柄などに対して使われます。 砂上楼閣は「実現ができないもののこと、一見すると立派に見えるものの、実態は脆いと言える状況のこと」。 したがって、空中楼閣とは意味が異なっており、区別することは容易だと思われる状況な...
言葉の違い 「深謀遠慮」と「遠謀深慮」の違い・意味と使い方・由来や例文 深謀遠慮は「遠い将来のことまできちんと考えて、周到に計画を立てること」。 きちんと将来のことまで考慮したうえで、何らかの計画を立てる状況で使うので、非常に用心深いという言い方ができます。 遠謀深慮は「遠い先のことまできちんと深く考えること」。 近い将来のみではなく、遠い将来のことまで考えるという意味で、深謀遠慮と意味は...
言葉の違い 「左見右見」と「左顧右眄」の違い・意味と使い方・由来や例文 左見右見は「いろいろな方向を見ること、様子をうかがっている状況のこと」。 左右を両方見るという意味で、傍から見ればキョロキョロしているような光景に感じられるはずです。 左顧右眄は「左右をちらちら見ること、人目を気にして決断できずにいること」。 左見右見と同じような意味は持っていますが、決断できないという意味があるので、...
言葉の違い 「立身出世」と「功成名遂」の違い・意味と使い方・由来や例文 立身出世は「社会的にいい地位に就いて、世間的に有名になること」。 それなりの地位に就くことができれば、自然と知名度も高まっていくことになるでしょう。 功成名遂は「立派な仕事や事業を成し遂げたうえで、大きな名声を得ること」。 実績を作ったうえで、有名になるという意味なので、立身出世とは若干意味が異なっていると言えるでしょ...
言葉の違い 「適者生存」と「優勝劣敗」の違い・意味と使い方・由来や例文 適者生存は「生存競争において、その環境に最も適したものだけが生き残ること」。 環境に適応できる存在だけが生き残っていくので、そうではない存在は徐々に滅んでいくことになります。 優勝劣敗は「優れている者だけが勝ち、劣っている者だけが負けること」。 非常に分かりやすい、当たり前の状況を表現した言葉と言えます。 生き残るかど...
言葉の違い 「軽挙妄動」と「軽率短慮」の違い・意味と使い方・由来や例文 軽挙妄動は「軽はずみであり、むこう見ずの行動のこと」。 気軽に行ってしまったと言える、あまり深く考えずに実行した行為に対して使っていく言葉です。 軽率短慮は「軽はずみに物事に関して決断をしたり、行動したりすること」。 割とそのままの意味なので、理解はしやすいでしょう。 軽挙妄動と意味はほぼ同じと言えるはずです。 「軽挙...
言葉の違い 「人生行路」と「人生羈旅」の違い・意味と使い方・由来や例文 人生行路は「人がこの世で生きて行く道のこと」。 人生を旅に例えた言葉であり、人生は旅と同じで先が読めないという状況を端的に表しているのです。 人生羈旅は「人生というのは旅同然の状況であること」。 こちらも人生を旅に例えた言葉であり、どんな状況になるか分からない点において、人生は旅と同じものと言えるわけです。 「人生行路...
言葉の違い 「苦肉の策」と「苦肉の計」の違い・意味と使い方・由来や例文 苦肉の策は「苦し紛れに行う策のこと、自分の身体などを痛めつけたうえで行う方法のこと」。 こういった意味で使っていく言葉であり、他にとれる手段がないときに使われます。 苦肉の計は「苦しまぎれに考えついた手段や策略のこと」。 したがって、苦肉の策と意味はほぼ変わりません。 でも、どちらかと言えば、苦肉の策の方が言葉としては...
言葉の違い 「常勝」と「全勝」の違い・意味と使い方・由来や例文 常勝は「戦うときにはいつも勝っていること、負けることがまずない状況のこと」。 これまで負けた経験がほぼないと言える状況で使っていく言葉です。 スポーツなどにおいてよく使われます。 全勝は「相対する相手、参加する試合全てに勝利すること」。 つまり、勝敗が決まるケースにおいて勝ち以外ありえないシーンで使っていく言葉と言える...