言葉の違い 「不朽」と「腐朽」の違い・意味と使い方・由来や例文 不朽は「いつまでも朽ちることがない、滅びることがないこと」。 特定のものが世の中に永遠に存在し続けるという意味で使っていきます。 たまに見聞きするような表現です。 腐朽は「木材や金属などにおいて、腐ってしまい傷んでいる状況のこと」。 したがって、不朽とは明らかに違う意味であると評価できるのです。 マイナス要素が強い意味...
言葉の違い 「生殺与奪」と「活殺自在」の違い・意味と使い方・由来や例文 生殺与奪は「生かしたり殺したり、与えたり奪ったりに関して、自分の思うままであること」。 特定の存在をどうするかについて、自分がすべて決められるような立場にあるときに使う言葉です。 活殺自在は「生かすも殺すも意のままにできること」。 特定の存在を生かすことも、殺すことも自分ですべて決定できるという意味で、生殺与奪と同じ意...
言葉の違い 「朴念仁」と「唐変木」の違い・意味と使い方・由来や例文 朴念仁は「頑固で分からず屋の男性のこと」「無愛想」と言い換えると分かりやすい。 唐変木は「気が利かない人のこと」。 「愚鈍」と言い換えると分かりやすい。 どちらの言葉も変わった言葉ですが、昔から使われてきたものです。 しかし、語源となると諸説あるようです。 これらは人を軽蔑することや馬鹿にする言葉になります。 「朴念仁...
言葉の違い 「自由奔放」と「不羈奔放」の違い・意味と使い方・由来や例文 自由奔放は「世間のルールやしきたりなどを無視したうえで、自分の心のままに行動すること」。 いい意味で使われることもあれば、悪い意味で使われることもある表現になります。 不羈奔放は「何者にも束縛されずに、世間のしきたりなどに関しても無視して、好きなような振舞うこと」。 自由奔放とあまり意味は変わりません。 でも、自由奔放...
言葉の違い 「自然淘汰」と「自然選択」の違い・意味と使い方・由来や例文 自然淘汰は「生物は自然の環境に適したものだけが生き残り、そうでないものは滅びる状況であること」。 本来は自然界において使われる言葉ですが、それ以外のケースでも使われることがあると言えます。 自然選択は「生存競争において、有利な要素を持つ存在が生存して子孫を残し、そうでないものは滅びること」。 したがって、自然淘汰と意味...
言葉の違い 「盛者必衰」と「生者必滅」の違い・意味と使い方・由来や例文 盛者必衰は「どんなに勢いが盛んな者であっても、最後は必ず衰えること」。 これは自然法則のようなものであり、基本的には例外なくそういった状況を辿るとされているのです。 生者必滅は「生命がある存在に関しては、必ず死ぬときが来ること」。 したがって、生者必滅に関しては多くが当たり前に知っている常識を四字熟語にしたケースと評価...
言葉の違い 「不老長寿」と「長生不老」の違い・意味と使い方・由来や例文 不老長寿は「歳をとることなく、長生きすること」。 現実的には考えられない状況ですが、歳をとらないような状況に見える人は実際にいるかもしれません。 長生不老は「長生きしていつまでも老いないこと」。 したがって、不老長寿と意味はかなり似ています。 ほぼ同じと言ってもいい状況だと思われるので、区別することは難しいと言えます。...
言葉の違い 「軽率短慮」と「軽佻浮薄」の違い・意味と使い方・由来や例文 軽率短慮は「よく考えないで、気軽に物事を決めたり行動したりすること」。 慎重ではない、その場のノリなどで決断しやすいという状況です。 このような性格の人は実際にいます。 軽佻浮薄は「軽はずみな態度が目立ち、言動に問題があると言える状況のこと」。 軽はずみな言動が見られたときに使っていく言葉であり、軽率短慮と意味はあまり...
言葉の違い 「知略縦横」と「機略縦横」の違い・意味と使い方・由来や例文 知略縦横は「知恵を働かせて、状況に応じて策略を思いのままに実行していくこと」。 ある程度頭がいい、知恵が働くと言える人物による策略に対して使っていく言葉と評価できるのです。 機略縦横は「何らかの策略をその場その場の変化に応じて自由自在に講じていくこと」。 臨機応変に対応するという点から、ある程度の知恵が必要であるため、...
言葉の違い 「往生」と「立ち往生」の違い・意味と使い方・由来や例文 往生は「人が亡くなること、あの世で生まれ変わること」。 「死亡」と言い換えると分かりやすい。 立ち往生は「行くことも引き返すこともできない状態になること、弁慶が立ったまま死ぬこと」。 「行き詰まり」と言い換えると分かりやすい「往生」は「往くと生まれる」ですから、「あの世、仏の世界に往き、生まれ変わること」を意味していま...