変幻自在は「変化したり出没したりすることに関して、思いのままであること」。 いろいろな姿になることができたり、いろいろな場所に現れることができるという意味の言葉です。 千変万化は「変化の仕方が様々であること」。 いろいろな状態に変わっていくため、これといった特定のイメージを持つことができないケースで使っていく言葉と言え...
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千姿万態は「いろいろな形や姿のこと」。 特定の存在に関して複数の姿を見せるときにも使いますけど、世の中にはそれぞれ違った姿を持つ存在がたくさん確認できるというシーンでも使われます。 千態万状は「いろいろなものにおけるいろいろな状態のこと」。 世の中に存在する多くのものにおけるそれぞれの複数の姿を表す言葉なので、千姿万態...
十中八九は「十のうち八か九までの割合のこと、ほとんどと言える状況のこと」。 確率的にかなり高い状況を表す言葉と言えます。 ほとんど全部、毎回といった意味で使用されるのです。 九分九厘は「ほとんど全部であること」。 端的に言えば99%という言い方ができるため、ほとんど全部であり、割合的にはかなり高い状況と評価できると言え...
常用漢字は「使用頻度が高い常識的な漢字を国が制定したもののこと。」 「常識的漢字」と言い換えると分かりやすい。 当用漢字は「常用漢字を改訂したもののこと」。 「改訂版」と言い換えると分かりやすい。 「当用漢字」はそれまで統一性が無かった漢字の使用を国が一定基準で定めたものです。 「常用漢字」は時代に合わせて追加した漢字...
「月初め」は、月の初めのことです。 英語では「the beginning of the month」で表されます。 「初旬」は、月の初めの10日間です。 英語では「上旬」と同様に表されます。 「上旬」は、月の1日から10日までのことです。 英語では「the first ten days」で表されます。 「3月上旬に」は...
滄海一粟は「広大な宇宙に比べると人間の存在は非常に小さく、その一生などは儚いと言えること」。 人間という存在が非常にちっぽけで些細であるという意味の言葉です。 比較対象によってはそのように思える面もあるのです。 九牛一毛は「多くの中の極めてわずかな部分や些細な存在のこと」。 つまり、本来は気にすべきではない存在に対して...
滅私奉公は「自分の利益などは捨て去って、公のために尽くすこと」。 基本的には国や社会など、多数の人たちのためという意味があります。 自分を犠牲にしてでも、そういった人たちに対して尽くす行為をする際に使用するのです。 奉公守法は「公務をきっちりと遂行して、法をしっかりと守ること」。 基本的には公務員に対して使われる言葉で...
おは「五十音の1行目第5段の文字のこと」。 「母音」と言い換えると分かりやすい。 をは「五十音の10行目ワ行の5段目相当の文字のこと」。 「格助詞」と言い換えると分かりやすい。 「お」は接頭語として多用される言葉です。 また、母音のであり「お」を含む言葉は数多くあります。 「を」は格助詞として例外的に元々歴史的仮名遣い...
片仮名は「漢字の一部から創られた日本独特の文字のこと」。 「アイウエオ」と言い換えると分かりやすい。 平仮名は「漢字を崩した書体から創られた日本独自の文字のこと」。 「あいうえお」と言い換えると分かりやすい。 「片仮名」「平仮名」の成立は9世紀ごろと言われていますが、それ以前の日本語は「万葉仮名」と呼ばれ、日本語に漢字...
えは「五十音の一行目4段の言葉のこと」。 「母音」と言い換えると分かりやすい。 ゑは「五十音の10行目4段に相当する旧仮名遣い文字のこと」。 「歴史的仮名遣い」と言うと分かりやすい。 「え」は片仮名では「エ」となり、「ゑ」は歴史的仮名遣いで「え」のことです。 「え」は漢字の「衣」から採られ片仮名は「江」から採られていま...