神出鬼没は「鬼神のようにたちまち現れたり、隠れたりする状況であること」。 したがって、いつどこに現れるのか、消えるのかが掴めない、居所が全く分からないような存在に対して使っていく言葉であると言えます。 変幻出没は「素早く姿を変えたり、現われたり隠れたりすること」。 こういった意味なので、神出鬼没に割と近い意味の言葉と言...
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変法自強は「法律や制度を変えて、自国を強くすること」。 割とそのままの意味なので、理解はしやすい表現ではないかと思われます。 このような目的で法律や制度を変えている例は実際にあるでしょう。 戊戌政変は「変法を推し進める運動を行っていた康有為ら改革派を保守派の西太后が弾圧した事件のこと」。 こちらは変法自強を実際に行って...
夏炉冬扇は「時期がずれていて役に立たないもののこと、無駄なもののこと」。 夏には囲炉裏は不要であり、冬に扇は不要であるという意味からきているのです。 六菖十菊は「六日の菖蒲と十日の菊のこと」。 要するに時期がずれているので、役に立たないものを指しています。 したがって、意味は夏炉冬扇とほとんど変わらない状況であると評価...
多事多難は「事件が多く起きること、困難なことが多いこと」。 こういった意味で使っていきますけど、見たまんまの意味なので、割と理解はしやすいのではないかと思われます。 多事多端は「次々と処理すべきことが多くて非常に忙しいこと」。 困難なことが多いという意味では、多事多難と同じような表現と言えます。 しかし、こちらはより日...
いは「五十音の第一行第二段の音節のこと」。 「イ」と言い換えると分かりやすい。 ゐは「五十音の第十行第二段の音節のこと」。 「ヰ」と言い換えると分かりやすい。 「い」は母音の一つになります。 片仮名では「イ」と表示し、「ゐ」は昔使われていた文字で片仮名では「ヰと表記します。 現代仮名遣いにはありませんが、「ゐ」は固有名...
引力は「二つのものがお互いに引き合う力のこと。」 「万有引力」と言い換えると分かりやすい。 斥力は「二つのものがお互いに排斥しようとする力のこと」。 「反発力」と言い換えると分かりやすい。 「引力」は質量を持つすべての物質や電気、磁気、分子などにあるものと考えられています。 「斥力」は逆に反発する力のことですが、電気や...
等分は「あるものを均等に分けること」。 「均等分」と言い換えると分かりやすい。 分割は「あるものを分けること」。 「別々」と言い換えると分かりやすい。 「等分」は割り算になります。 あるものを均等に分けるためには例えば流体や粒体は重さや容量により均等割します。 円形のケーキなら360度の角度を均等割りにします。 「分割...
割るは「ある数字を均等分割すること、割り算のこと。」 「均等分割」と言い換えると分かりやすい。 分けるは「あるものを複数にすること」。 「分割」と言い換えると分かりやすい。 「割る」は割り算である数字を均等分割することや複数に分けることを言います。 また、板状のものを複数個にすることや粉々にすることも言います。 「分け...
多士済済は「優れた人物が大勢いる状況のこと」。 優れた人物は通常は少数しかいないものの、そういった人たちがたまたま集まっているような状況において使用していきます。 人才済済は「優れた人物が大勢いる状況のこと」。 つまり、多士済済と全く同じ意味になります。 表記もかなり似ているので、これらの言葉が同じような意味であるとい...
お見通しは「相手の心の中をすっかり見抜いている状況であること」。 何かを誤魔化そうとしている状況が明らかであり、相手の本音が透けて見えるようなシーンで使っていきます。 筒抜けは「秘密の話がすぐ他に漏れること、話し声などが他人に当事者以外の人に聞こえてしまうこと」。 本来聞こえるはずのない相手に対して、何らかの話が聞こえ...