以心伝心は「言葉を用いずに、人の心から別の人の心へと何かを伝えること」。 超能力のような概念ではありますが、こういったことができる場合もあるとされています。 拈華微笑は「言葉を使わず、心から心へ伝えること」。 意味は以心伝心と同じですけど、元々は禅宗で使用される言葉と言え、仏教用語という言い方ができます。 そのため、日...
新着記事
挙止進退は「人の立ち居や振る舞いにおける処し方のこと」。 日常生活をどのように送るか、人前でどのように振舞うかなどに関しての言葉と評価できます。 挙措進退は「日常のちょっとした動作での身のこなしや立ち振る舞いのこと」。 こういった意味であるため、挙止進退と意味はほぼ変わらないです。 どちらを使ってもいいと言える状況だと...
孤軍奮闘は「孤立した少数の軍勢のみでしっかりと戦うこと」。 少数の軍勢でしかないのに、結果的に割と頑張っている、よく戦っていると言えるシーンで使用する言葉です。 孤立無援は「頼る存在がいない状況で、一人ぼっちで奮闘しないといけないこと」。 何らかのピンチに際して、頼る者がいないために自分でなんとかしないといけない、厳し...
安分守己は「自分の身の程をわきまえて生き、高望みしないこと」。 自分の身の丈に合ったものだけを欲しがる、それ以外は我慢するという意味になるのです。 知足安分は「自分が置かれている状況や処遇などに、満足すること」。 つまり、これ以上を求めない、高望みしないという意味なので、安分守己と同じような意味と評価できると思われるの...
安心立命は「天命を知って心を安らかにし、物事に動じないこと」。 あらかじめ自分の運命のようなものを理解することで、これから起きることに動じないという意味のことばです。 安心決定は「浄土教で、阿弥陀仏の誓いを信じて疑いが完全に消えること」。 こういった意味があることから、信念を得て心が定まるという意味があります。 不安が...
千里同風は「世の中はどこも同じ風が吹いていること、世の中が平穏であること」。 世間を見渡したときに、どこも同じ風が吹いているという意味であり、それはつまり世の中が平穏そのものである状況を意味するのです。 万里同風は「天下がよく統一されているため、遥か遠くの場所であっても風俗が同じであること」。 天下が統一されているとい...
地平天成は「地上は穏やかで、さらに天下は安らかな時代が到来した状況であること」。 したがって、世の中が非常に平穏であるという意味で使われる言葉です。 あまりメジャーな表現ではありません。 内平外成は「国内がよく治まっていて、周辺の諸外国との関係も良好なこと」。 よって、世の中が非常に平穏であるという意味で使っていきます...
帰馬放牛は「戦争が終わって平和になること」。 かつては戦乱が酷かった状況ではあったものの、現在は戦争が終わって平和な状況が広がっているという意味で使うのです。 放馬南山は「戦争が終わって平和になった状況であること」。 それまで混沌としていた状況から一変し、ようやく落ち着いた雰囲気になったようなシーンで使っていく言葉と言...
五風十雨は「気候が非常に穏やかであること、世の中が平穏無事であること」。 気候が穏やかな状況であるため、そこから世の中も平穏な状況になっているという意味で使っていくのです。 十風五雨は「農業に最適な気候であること、農作物の生育がしやすい環境のこと」。 こちらは農業において、望ましい気候という意味になるので、違いは認識し...
四六時中は「二四時間中であること、一日中であること」。 つまり、特定の時間帯のみではなく、すべての時間帯という言い方ができます。 割と使われる表現です。 二六時中は「朝から晩までずっとということ、一日中であること」。 つまり、意味としては四六時中と一切変わりません。 でも、二六時中という表現は一般的にはほとんど使われま...