苛酷は「非常に厳しいこと、むごいこと」。 何らかの状況などにおいて、そういう感覚になりやすいケースで使っていく言葉になります。 そこそこ有名な表現です。 残酷は「苦しみを与える状況であること、むごいこと」。 むごいという部分は過酷と同じですけど、残酷の方が厳しさは上と言える可能性があるので、そこは理解しておきましょう。...

謡うは「伴奏抜きで発声する謡曲のこと」。 「謡曲」と言い換えると分かりやすい。 謳うは「賞賛のこと、主義主張を文章化すること」。 「賛美」と言い換えると分かりやすい。 詠うは「和歌を創作すること」。 「和歌」と言い換えると分かりやすい。 「うたう」は「歌う」が一般的ですが、このような場合には適した漢字があるのです。 「...

政変は「政権が交代すること」。 「権力交代」と言い換えると分かりやすい。 クーデターは「暴力により政権を奪取する行為のこと」。 「暴力奪取」と言い換えると分かりやすい。 「政変」は内閣が倒れることも含むので、「政変=クーデター」とは言えないのです。 どちらにしても、時の権力者の交代となること、政権が変わることを意味しま...

「補償」は、損害や出費を金銭などで補い償うことです。 英語では「compensation」「indemnification」で表されます。 「作業中のけがに対し、会社に補償を請求した」は「He demanded compensation from the firm for the injury he received ...

駆け比べは「走ったうえで速さを競うこと」。 足の速さを競う状況を指しているわけですが、駆け比べという言い方はマイナーであり、そんなに使われるものではありません。 駆けっこは「子供たちが走って、足の速さを競うこと」。 駆け比べとほぼ同じ意味ですけど、こちらは大人に対しては使いません。 子供に対して使用する言葉になります。...

つけ払いは「後払いのこと」。 要するに何かを買った後、利用した後に代金や料金を支払うという意味です。 それが同時ではないときに使います。 単につけとだけ言う場合も多いです。 掛け売りは「企業間において行われる後払いのこと」。 こちらも後払いなので、つけ払いに近い意味ですけど、主に企業間で使用される点に特徴があります。 ...

代わりばんこ「大勢の人が一つのことを交替でする状況のこと」。 一定人数が常に必要で、長時間行わないといけない作業に関して、定期的に人を入れ替えるケースで使います。 代わる代わるは「二人あるいは二つ以上のものが、同じ動作を代わりあって行う状況のこと」。 意味は代わりばんこにかなり近いです。 でも、そんなに大人数や多くのも...

「犠牲」は、身命をささげて他のために尽くすことです。 英語では「a sacrifice」で表されます。 「私は家族を犠牲にしてまで出世したくない」は「I do not want to succeed in life at the expense of my family.」です。 「犠牲者」は「a victim」です。...

仮住まいは「一時的に住むことになる家のこと」。 ずっと住むのではなく、一時的という前提が必要です。 自宅のリフォームや建て替え時に使われる存在と言えます。 仮寓は「仮に住む場所のこと」。 つまり、仮住まいと一切変わらない状況なので、意味の違いはありません。 しかし、仮寓という言い方は一般的にはあまり使われないでしょう。...

変わり者は「性格や言動などが普通の人とは異なっている人のこと」。 そういった部分において、普通ではないという意味で使いますが、いい意味でも、悪い意味でも使用されます。 変わり種は「性格や言動などが普通の人とは異なっている人のこと」。 したがって、変わり者と全く同じ意味になります。 区別は全くできない状況です。 「変わり...