言葉の違い 「信条」と「信念」の違い・意味と使い方・使い分け 信条は「自分の中で守っているルールのこと」。自分が実践しているような習慣などのことを信条ということがあります。信念は「自分が正しいと思っていること」。世間の常識などとは関係なく、自分は少なくとも正しいと思っていることなどがあれば、それは信念と呼ぶことができます。価値観などが該当するパターンが多いでしょう。 「信条」の意...
言葉の違い 「さける」と「よける」の違い・意味と使い方・使い分け 「さける」と「よける」は、共に漢字で「避ける」と書きます。これらは類語です。共通する意味は、「望ましくない対象との接触を持たずに済むようにすること」です。「避ける・さける」は、「自分にとって望ましくない事柄・状況・行為・対象物などの存在をあらかじめ知っていて、それとの接触・関わりを持たないようにすること」です。 「避け...
物の違い 「遺跡」と「史跡」の違い・意味と使い方・使い分け 遺跡は「人類が残してきた足跡のこと」。「古墳」「巨石文化」「貝塚」と言い換えると分かりやすい。史跡は「遺跡の中でも歴史的価値があると認定されたもののこと」。「城郭」「寺社」「合戦跡」と言い換えると分かりやすい。史跡は遺跡の概念に含まれますので史跡はすべて遺跡であると言えいえます。逆に遺跡はすべて史跡では有りません。 「...
言葉の違い 「先天的」と「後天的」の違い・意味と使い方・使い分け 先天的は「生まれながらにして持っているもののこと」。生まれた時点で抱えている何かしらの要素のことを先天的と表現するのです。後天的は「生まれた後に何らかの原因によって獲得したもののこと」。育った環境や生き方などが原因で何らかの要素を持ったときに使われる言葉になります。周りが原因である場合もあれば自分が原因である場合もあり...
物の違い 「液晶テレビ」と「プラズマテレビ」と「有機ELテレビ」の違い・意味と使い方・使い分け 液晶テレビは「液晶の性質を応用したテレビのこと」。「スイッチテレビ」と言い換えると分かりやすい。プラズマテレビは「希ガスの放電を利用したテレビのこと」。「放電テレビ」と言い換えると分かりやすい。有機ELテレビは「ジアミンなどの有機物を使った画期的なテレビのこと」。「自発光テレビ」と言い換えると分かりやすい。 「液晶テレ...
言葉の違い 「未知」と「未確認」の違い・意味と使い方・使い分け 未知は「まだ知られていない存在のこと」。特定の生き物などが存在しているが、その存在自体が知られていない状況のことです。未確認は「確認されていない存在のこと」。特定の生き物などが発見されたが、その正体が分からない、実態がつかめないようなときに使われる言葉になります。したがって、存在自体は一応知られているということになるの...
言葉の違い 「着工」と「竣工」の違い・意味と使い方・使い分け 着工は「工事に取り掛かること」。これから工事を始めるときに着工という言葉を使い、取り掛かるという状況が一般的です。竣工は「工事が終了すること」。造っていた建物などが完成し、工事それ自体が終了するときに竣工という言葉を使います。工事の終了というよりは建造物の完成を持って竣工という言い方をすることも多くありますが。 「着工...
言葉の違い 「押印」と「捺印」と「押捺」の違い・意味と使い方・使い分け 「押印」と「捺印」と「押捺」は、類語です。共通する意味は、「自分の印を押すこと」です。 「押印」「捺印」は、印を押すことをいいます。また、「捺印」は、その押された印章そのものを指します。 「押捺」は、印を押す以外にも指紋を押す場合にも用います。 「記名押印した」「記名捺印した」「記名押捺した」のように使います。 「押印...
言葉の違い 「強要」と「説得」の違い・意味と使い方・使い分け 強要は「無理に強いること、要求すること」。ある程度強引に特定の人間に従わせたりすることを意味しています。説得は「話しながら分からせること、理解させること」。こちらは話し合いによって、特定の人間に従わせたりすることを意味しており、結果としては強要と同じ状況になるかもしれませんが、それに至るまでの過程における手段が異なるの...
食べ物の違い 「関東の雑煮」と「関西の雑煮」の違い・意味と使い方・使い分け 関東の雑煮の主な特徴は、お餅の形が四角いことと、お汁がお醤油仕立てであることです。関西の雑煮の主な特徴は、お餅の形が丸いこととお汁が白みそ仕立てであることです。また、入れるお餅の調理法も異なり、関東では焼いて入れるのに対し、関西では焼かずに煮ます。具材に関しては関西では必ず入る里芋が関東では用いないことも特徴です。 関...