言葉の違い 「運否天賦」と「墜茵落溷」の違い・意味と使い方・由来や例文 運否天賦は「すべて人の吉凶禍福は天による意思であるという考え方のこと、運を天に任せること」。 こういった意味で使っていきますけど、どちらかと言えば、後者の意味で使用することが多いでしょう。 墜茵落溷は「風に吹かれて散った花に関して、運よく敷物の上に落ちることもあれば、運悪く便所に落ちることもあるということ」。 要するに...
言葉の違い 「墨守成規」と「旧套墨守」の違い・意味と使い方・由来や例文 墨守成規は「従来の旧弊なしきたりや習慣などを改めようとせずに、頑なに維持しようとすること」。 それが非合理的であったり、明らかに古いとしても改めようとする意思が全く見えない時に使っていくのです。 旧套墨守は「昔からの古い方法や慣習などを今でも固く守り続けること」。 伝統と言えるものを維持することに躍起になっているような...
言葉の違い 「意気阻喪」と「士気阻喪」の違い・意味と使い方・由来や例文 意気阻喪は「意気込みがくじけて弱ること、やる気がなくなってしまう状況であること」。 何らかの行動を起こすための意気込みややる気が消えてしまうといったシーンで使っていくのです。 士気阻喪は「集団全員の熱意ややる気が削がれて、勢いがなくなってしまう状況であること」。 こちらも意気込みややる気が消えてしまう状況なので、意気阻...
言葉の違い 「士気高揚」と「闘志満満」の違い・意味と使い方・由来や例文 士気高揚は「集団で何かを起こすときに、全員の熱意や意気込みが非常に高まってくる状況のこと」。 メンバーのやる気がみなぎり、モチベーションがかなり上がってきた状況と評価できます。 闘志満満は「闘争心が体中に満ち溢れている状況であること」。 闘争心に関しては熱意や意気込みに近い意味であると言えるでしょうから、士気高揚と同じ...
言葉の違い 「売剣買牛」と「売刀買犢」の違い・意味と使い方・由来や例文 売剣買牛は「戦争をやめたうえで、農業に力を尽くして盛んにすること」。 剣を売ったうえで牛を買うという意味なので、実際はこういう意味と言えるのです。 日常生活においてはまず使用する機会がない言葉です。 売刀買犢は「戦争をやめたうえで、農業に力を尽くして盛んにすること」よって、売剣買牛と意味は全く同じです。 というか、この...
言葉の違い 「神出鬼没」と「変幻出没」の違い・意味と使い方・由来や例文 神出鬼没は「鬼神のようにたちまち現れたり、隠れたりする状況であること」。 したがって、いつどこに現れるのか、消えるのかが掴めない、居所が全く分からないような存在に対して使っていく言葉であると言えます。 変幻出没は「素早く姿を変えたり、現われたり隠れたりすること」。 こういった意味なので、神出鬼没に割と近い意味の言葉と言...
言葉の違い 「変法自強」と「戊戌政変」の違い・意味と使い方・由来や例文 変法自強は「法律や制度を変えて、自国を強くすること」。 割とそのままの意味なので、理解はしやすい表現ではないかと思われます。 このような目的で法律や制度を変えている例は実際にあるでしょう。 戊戌政変は「変法を推し進める運動を行っていた康有為ら改革派を保守派の西太后が弾圧した事件のこと」。 こちらは変法自強を実際に行って...
言葉の違い 「夏炉冬扇」と「六菖十菊」の違い・意味と使い方・由来や例文 夏炉冬扇は「時期がずれていて役に立たないもののこと、無駄なもののこと」。 夏には囲炉裏は不要であり、冬に扇は不要であるという意味からきているのです。 六菖十菊は「六日の菖蒲と十日の菊のこと」。 要するに時期がずれているので、役に立たないものを指しています。 したがって、意味は夏炉冬扇とほとんど変わらない状況であると評価...
言葉の違い 「多事多難」と「多事多端」の違い・意味と使い方・由来や例文 多事多難は「事件が多く起きること、困難なことが多いこと」。 こういった意味で使っていきますけど、見たまんまの意味なので、割と理解はしやすいのではないかと思われます。 多事多端は「次々と処理すべきことが多くて非常に忙しいこと」。 困難なことが多いという意味では、多事多難と同じような表現と言えます。 しかし、こちらはより日...
言葉の違い 「い」と「ゐ」の違い・意味と使い方・由来や例文 いは「五十音の第一行第二段の音節のこと」。 「イ」と言い換えると分かりやすい。 ゐは「五十音の第十行第二段の音節のこと」。 「ヰ」と言い換えると分かりやすい。 「い」は母音の一つになります。 片仮名では「イ」と表示し、「ゐ」は昔使われていた文字で片仮名では「ヰと表記します。 現代仮名遣いにはありませんが、「ゐ」は固有名...