言葉の違い 「敝衣蓬髪」と「弊衣破帽」の違い・意味と使い方・由来や例文 敝衣蓬髪は「見た目が汚い状態であること、身だしなみに関して関心がない状況であること」。 破れていてぼろぼろの衣服を着ながら、汚く乱れた髪の毛という意味になるのです。 弊衣破帽は「身だしなみにおいてかなり酷い状況であること」。 破れた衣服と破れた帽子という意味なので、かなり悲惨な見た目に見えるようなシーンで使います。 こ...
言葉の違い 「蓬頭垢面」と「囚首喪面」の違い・意味と使い方・由来や例文 蓬頭垢面は「身だしなみがきちんとしていなくて、薄汚い雰囲気に見える状況であること」。 伸びて乱れた髪の毛と垢にまみれたの顔面という意味の言葉になります。 囚首喪面は「着飾る雰囲気が全く見えない状況であること」。 まるで囚人のような、とかされていない髪の毛と汚れた顔のような部分が特徴といった意味の言葉になります。 明らか...
言葉の違い 「暮色蒼然」と「薄暮冥冥」の違い・意味と使い方・由来や例文 暮色蒼然は「日が沈んだ後に訪れる薄暗い状況のこと」。 したがって、夕暮れ時に見られる光景と言えるでしょう。 夕方から夜にかけてのみ目撃できる状況と言えます。 薄暮冥冥は「夕暮れどきのうす暗い状況のこと」。 こういう意味なので、暮色蒼然と意味は同じと評価できます。 特にこれといった違いはないため、どちらを使用しても構わな...
言葉の違い 「因小失大」と「貪小失大」の違い・意味と使い方・由来や例文 因小失大は「小さな利益にこだわることで、かえって大きな損失を招くこと」。 したがって、些細な部分には目をつむった方がいい、無視した方がいいという戒めの言葉にもなるのです。 貪小失大は「すぐに手に入る小さな利益を得ようとしたために、大きな利益を逸してしまうこと」。 因小失大と似ていますけど、同じ意味とは言えません。 微妙...
言葉の違い 「薬九層倍」と「花八層倍」の違い・意味と使い方・由来や例文 薬九層倍は「薬の売価は原価に比べて、非常に高いこと」。 つまり、大儲けできるという意味であり、暴利を得るという意味で使っていく言葉になるのです。 花八層倍は「花の売値は原価の八倍にもなること」。 つまり、花を売る商売は大儲けができるという意味で、薬九層倍と意味はほぼ変わらない状況と言えるでしょう。 同じような場面で使い...
言葉の違い 「押し迫る」と「差し迫る」の違い・意味と使い方・由来や例文 押し迫るは「物事がすぐそこに近づいてくる様子のこと。」 「接近」と言い換えると分かりやすい。 差し迫るは「物事が時間的に近づいている様子のこと」。 「じき」と言い換えると分かりやすい。 「押し迫る」は物理的な接近のことを言い、「差し迫る」は時間的な接近を意味します。 「迫る」は「距離や時間などの間隔が狭くなること」です...
言葉の違い 「増す」と「増える」の違い・意味と使い方・由来や例文 増すは「量や程度が多くなること」。 「プラス」と言い換えると分かりやすい。 増えるは「他力的に増すこと」。 「自然増加」と言い換えると分かりやすい。 どちらの言葉も程度や量が増えることですが、「増す」は増えること自体を言うのに対し、「増える」は他力的に自然に「増す」ことです。 自力的には「増やす」と言います。 「増す」...
言葉の違い 「とちる」と「かむ」の違い・意味と使い方・由来や例文 とちるは「言葉を言い間違えること」。 「失敗」と言い換えると分かりやすい。 かむは「言葉を言いよどむこと」。 「つっかえる」と言い換えると分かりやすい。 「とちる」は失敗のこと。 「かむ」は言葉を間違えて発音することです。 アナウンサーや芸人の発言で言葉を言いよどむことです。 例えば言いづらいカタカナ語を言えずに言いよ...
言葉の違い 「行く」と「往く」の違い・意味と使い方・由来や例文 行くは「単に移動すること、進むこと」。 「進行」と言い換えると分かりやすい。 往くは「目的を持ち行くこと」。 「往来」と言い換えると分かりやすい。 「行く」は一般的に頻繁に使われる言葉です。 「どこかに行く」「行ってきます」と使います。 「往く」は目的を持ち目的の場所に行くこと」です。 「行く」も目的地があることは多い...
言葉の違い 「ある」と「とある」の違い・意味と使い方・由来や例文 あるは「不特定のものから特定をすること」。 「特定」と言い換えると分かりやすい。 とあるは「たまたま偶然に行き当たった場所や建物のことを言う言葉のこと」。 「偶然特定」と言い換えると分かりやすい。 「ある」も「とある」も不特定多数の中から一つを特定して言う言葉になります。 「ある物体」「ある事柄」「とある建物」などと使...