言葉の違い 「由緒」と「端緒」の違い・意味と使い方・由来や例文 由緒は「物事の訳のある発祥のこと。」 「縁起」と言い換えると分かりやすい。 端緒は「物事のスタートのこと」。 「始まり」と言い換えると分かりやすい。 由緒の「緒」は発端、「由」は訳と言うことですから、何らかの訳を伴う物事の始まりのことを言います。 「由緒正しい家柄」などと言います。 「端緒」は単に物事の始まりのことです...
言葉の違い 「一般論」と「常識論」の違い・意味と使い方・由来や例文 一般論は「広く常識とされている考えのこと」「常識的」と言い換えると分かりやすい。 常識論は「広く行き渡っている平均的な考えのこと」。 「平均的」と言い換えると分かりやすい。 一般論は個別の具体的な問題に答えることが不都合な場合によく使われる言葉です。 一般的な常識論と言えるもので、差し障りのないことになります。 「一般...
言葉の違い 「前世」と「上世」の違い・意味と使い方・由来や例文 前世は「今の人生よりも前の人生のこと」。 人間は基本的に今の人生を生きていますが、それよりも前に別の人生があったとき、その人生を前世と呼ぶのです。 上世は「大昔のこと」。 通常の人生といった意味はなく、世界全体に関する概念の言葉と言えます。 時間的に今よりも前という点は前世と同じですけど、人生を対象としているわけではな...
言葉の違い 「口八丁」と「口達者」の違い・意味と使い方・由来や例文 口八丁は「喋りが非常に巧みで上手いこと」。 喋りが上手というのはいろいろな意味で使えますが、話術に長けているという状況で、自身の思惑通りに事を運びやすいという言い方になります。 口達者は「よく喋ること、物言いが巧みであること」。 口八丁と同じような意味を持っていますが、よく喋るという意味でも使うことができるので、そこに...
言葉の違い 「家訓」と「家法」の違い・意味と使い方・由来や例文 家訓は「特定の一家の中に存在する教訓のこと」。 先祖から伝わってきた教訓などを指すことが多いです。 先祖から今に至るまで、同じ家系の人間が培ってきた知恵のようなものと言えます。 家法は「特定の一家の中に存在する掟のこと」。 掟という言い方をしていますが、教訓とそこまで大きく意味は変わらないので、家法は家訓と同じような扱...
言葉の違い 「作者」と「著者」と「筆者」の違い・意味と使い方・由来や例文 「作者」は、芸術作品の作り手です。 英語では「a writer」「an author」「a poet」「an artist」で表されます。 「この小説の作者はハーディーである」は「This novel was written by Hardy」です。 「作者不詳の詩」は「an anonymous poem」です。 「著...
言葉の違い 「割れ目」と「裂け目」の違い・意味と使い方・由来や例文 割れ目は「割れてできたひびのこと、親がサイコロを振ったときの出た目の場所のこと」。 基本的な意味としては、前者のものになります。 ただ、麻雀をやるときには後者の意味も使うと言えるのです。 裂け目は「裂けて亀裂が入っている場所のこと」。 裂け目に関しては、割と意味がシンプルなので、そこまで迷うような状況は考えられないでし...
言葉の違い 「後日談」と「アフターストーリー」の違い・意味と使い方・由来や例文 後日談は「ある物語の後の出来事のこと」。 特定の物語がいったん終了し、その後について簡単に紹介するようなシーンで使われます。 登場人物のその後などについて描かれることが多いです。 アフターストーリーは「物語における本編よりも後に起こった出来事のこと」。 意味としては、後日談と大して変わりませんが、アフターストーリーはそ...
言葉の違い 「生意気」と「こざかしい」と「利いた風」の違い・意味と使い方・由来や例文 「生意気」は、自分の能力や年齢をわきまえずに出過ぎた言動をすることです。 英語では「saucy」「impertinent」「impudent」「cheeky」で表されます。 「こしゃくな」という意味の場合「saucy」「impertinent」で表されます。 若い女性に対して「厚かましい」という意味で用いる場合「imp...
言葉の違い 「亀裂」と「断裂」の違い・意味と使い方・由来や例文 亀裂は「ものの表面にひびが入っている状態のこと」。 強い衝撃などが加わると、そのひびがより大きくなったり、そこから割れたりすることがあります。 断裂は「つながっていたものが断ち切れること」。 こちらは完全に切れてしまう状況を指しています。 したがって、亀裂とは明らかに状況が違うと評価できると言えるでしょう。 「亀裂」の...