「心は二つ身は一つ」と「一心同体」の違い・意味と使い方・由来や例文

心は二つ身は一つは「いろいろなことを望んでも、身体は1つしかないこと」。

つまり、やりたいことを何でもできるわけではないという意味で使うことができると言えます。

一心同体は「複数人が心を一つにしている状態のこと」。

だから、複数人が同じ一人の人間として、存在しているように振る舞うケースで使っていく言葉です。

「心は二つ身は一つ」の意味

心は二つ身は一つとは、いろいろなことを望んでも、身体は1つしかないことです。

身体が1つしかない以上、何でもかんでもできるわけではないといった意味になるでしょう。

この言い方はあまり有名ではありませんから、そもそも知っている人はかなり少なく、普段の生活でもほぼ使用されていない状況が確認できると思われます。

一心同体とは、複数人が心を一つにしている状態のことです。

意味に関しては、心は二つ身は一つとは異なっており、そういう部分で区別をしていくことが十分に可能です。

したがって、そこで見分けられる点は理解しておきましょう。

また、知名度的にはこっちの方が明らかに高くなっています。

これを聞いたことがない人はまずいません。

「心は二つ身は一つと言われるように、人間は望んだことをすべてできるわけではない。

いくつかに絞っていかないといけない状況が実際にあるわけだ。」

「一心同体と言える場合、みんなの心が1つになっており、同じ方向に向かって進んでいる状況だ。

そういう感覚を覚えることができるチャンスというのは、かなり少ないと思うけど。」

心は二つ身は一つと一心同体については、意味としては同じではないでしょう。

表記からすると似ていると言える部分はありますけど、意味は異なっている箇所が存在しているので、そこはポイントになります。

また、一心同体は多数の人たちが知っているはずですが、心は二つ身は一つについては、知っている人はかなり少なくなっているはずです。