信頼性は「どれだけ信頼できるかという程度のこと」。
信頼できる程度を表すような場面で使われます。
信頼度という言い方をする場合もあるので、こちらも知っておきましょう。
透明性は「関係者以外の人たちが状況を知ることができる程度のこと」。
特定の状況に関して、第三者がどの程度知ることができるかという意味の言葉です。
信頼にかかわるとも言えるので、信頼性の意味に似ています。
「信頼性」の意味
信頼性とは、どれだけ信頼できるかという程度のことです。
信頼の度合いという意味なので、信頼性が高いとか、低いという言い方をしていきます。
実際は割とアバウトな言い方をしていくので、そこは知っておきましょう。
でも、普段の生活においてそこそこ使用されやすい表現と言えますから、馴染みを感じることはしやすいでしょう。
「透明性」の意味
透明性とは、関係者以外の人たちが状況を知ることができる程度のことです。
つまり、一部の人たちしか知ることができない状況であれば、透明性が確保されていないと言えるわけです。
多くの人たちに発表されるとか、公にされるなどの状況があれば、逆に透明性が確保されていると評価できます。
そんなに頻繁に使われる言葉ではありません。
「信頼性」と「透明性」の用法や用例
「今回の工事はかなり評判の高い会社に依頼をしたから、信頼性という意味では問題ないと思う。
何か問題があっては困るから、こういう部分はきちんと気を遣わないといけない。」
「情報の公開について躊躇するような組織の場合、透明性という部分においては問題があると言える。
そして、そういう組織はどうしても信用されづらい。」
信頼性と透明性は意味が似ている
信頼性と透明性は本来の意味は同じとは言えないものの、最終的にはどちらも信用の部分にかかわると言えるので、意味はある程度は似ていると評価できるでしょう。
したがって、意味で区別することは難しいかもしれません。
どちらもたまに使われる可能性がある表現なので、意味はちゃんと知っておいた方がいいと言えるはずです。
