なにがしは「ものの名前や数量などがはっきりしないときに、その不明な部分を指して使う意味のこと」。
何かを指したいのだが、その何かが具体的に分からないときに代用する言葉になります。
それがしは「特定の物事の名前が不明なときに、その不明な部分を指して使う意味のこと」。
なにがしとかなり意味は似ている状況と言えます。
「なにがし」の意味
なにがしとは、ものの名前や数量などがはっきりしないときに、その不明な部分を指して使う意味のことです。
よく使われるシーンとしては人名が分からないケースが多いです。
自分が伝えたい相手の名前が定かではないときによく使われる表現になるでしょう。
頻繁に使われるわけではないものの、たまに見聞きする可能性があります。
「それがし」の意味
それがしとは、特定の物事の名前が不明なときに、その不明な部分を指して使う意味のことです。
意味は若干違うものの、なんとなくなにがしに似ている意味と解釈できるでしょう。
だから、明らかに違う部分を見出すことは難しいと思われます。
なにがしとそれがしに関しては、同じようなシーンにおいて、使っていく言葉になるでしょう。
「なにがし」と「それがし」の用法や用例
「あのなにがし君は俺にとって、最大のライバルになりそうだ。
ただ、具体的な部分はよく分からないから、今度念入りにリサーチする必要がある気がするんだよね。」
「ちょっと具体的な名称は忘れてしまったけど、このそれがしを使うことで、恐らくその問題は解決すると思うよ。
俺は実際にこれを使った経験が過去にあるからね。」
なにがしとそれがしはほぼ同じ意味
なにがしとそれがしに関しては、意味の違いは基本的にはありません。
どちらもある名称などが不明、分からないときにそれを呼ぶときに使われる便利な存在という意味になります。
したがって、使用する場面は同じですし、使い方としても特に違いはないと言えるのです。
そこに関して、特に覚えておく必要があると言えるでしょう。