「同調」と「共感」の違い・意味と使い方・由来や例文

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同調は「調子が同じであること、他者の意見などに賛同すること」。

どちらかと言えば前者の意味はマイナーです。

ほとんどが後者の意味で使われます。

共感は「他者の意見などに対して、自分もそうだと感じること」。

基本的な意味としては、同調にかなり近いものがあるので、同じ意味として捉えても特に問題はないと言えるでしょう。

「同調」の意味

同調とは、調子が同じであること、他者の意見などに賛同することです。

したがって、自分以外の存在が必ず必要と言える言葉です。

ただ、前者の意味に関してはほとんど使われていないと言え、後者の意味で使用されるケースが大半であると言えるでしょう。

そのため、基本的には後者の意味を覚えておくだけで十分と評価できるはずです。

「共感」の意味

共感とは、他者の意見などに対して、自分もそうだと感じることです。

したがって、同調の意味にかなり似た部分を持っています。

共感に関しては、この意味しかないため、かなりシンプルな言葉であると評価できます。

そして、そこは同調との違いになるでしょう。

同調はマイナーではありますが、同じ調子という意味を持っていますから。

「同調」と「共感」の用法や用例

「ある有名人が思い切った考えを披露して、世の中に衝撃を与えたけど、結果的には同調する人が多かったようだ。

意外と受け入れる人が多かったんだね。」

「共感することを言い続けると他者から好かれやすい。

しかし、好かれることだけが良いことなのかというと、別の考え方もあるだろう。

ときには嫌われる勇気を持つことも重要だろうね。」

同調と共感は同じ意味の言葉と評価できる

同調は同じ調子という意味がありますけど、基本的には他者の意見に賛同するという意味がメジャーです。

そして、この意味は共感とほぼ同じです。

したがって、両者は同じ意味の言葉として扱うことができます。

だから、他者の言っていることに関して、自分もそうだと思えたときには同調と共感のどちらも使用することができるのです。

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