原爆は「核分裂のエネルギーを使う爆弾のこと。」
「核分裂爆弾」と言い換えると分かりやすい。
水爆は「核融合のエネルギーを使う爆弾のこと」。
「核融合爆弾」と言い換えると分かりやすい。
原爆・水爆は核爆弾と言いウランやプルトニウムの核分裂反応や水素同位元素の核融合反応により生まれる莫大な瞬間的エネルギーを応用した核兵器で非人道的兵器です。
「原爆」は「原子爆弾」のこと
「原爆」はウラン235もしくはプルトニウム239が使われます。
ウラン235は天然に0.7%しか存在しないために「ウラン濃縮」が必要になります。
少なくとも70%以上の濃度がなければ、核分裂は起きないため爆弾には使用出来ません。
プルトニウムは自然界にはほとんど存在せず原子炉の副産物として作られます。
現在の世界核大国の爆弾はプルトニウム爆弾です。
「水爆」は「水素爆弾」のこと
「水爆」の「水」は「水素」のことです。
重水素の核融合反応によりエネルギーを取り出し爆弾にするもので、「原爆」の数百倍の威力が出せる可能性があります。
「原爆」を起爆剤に使い、水素の同位元素の重水素やトリチウムと言う三重水素の核融合を誘発させるものです。
アメリカが「原爆」をした旧ソ連に対抗して開発をしました。
「原爆」も恐ろしいですが、「水爆」は何百倍も恐ろしいもの
「原爆」の恐ろしさは広島・長崎で人類が経験した惨事で理解出来ますが、「水爆」はその数百倍の威力があります。
そのような核兵器を作り他国を威嚇する行為はなんと愚かしいものか分かりません。
しかし、いまだに核開発にしのぎを削る国があることは嘆かわしい限りです。
使えない兵器を持ち威嚇をすることは抑止力と言っても全く理解出来ないことです。
「原爆」と「水爆」
「原爆」は原子爆弾の略で、ウラン235やプルトニウム239を使い核分裂反応を引き起こして膨大な瞬間的エネルギーを爆弾にしたものです。
「水爆」は水素爆弾の略で、同位原原素である重水素や三重水素・トリチウムを使い、原爆を起爆剤として核融合反応を起こさせるものです。
水爆の威力は原爆の数百倍とされますこれらは核兵器と呼ばれます。