「接近」と「近寄る」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

接近は「触れそうな距離になるほどに近づくこと」。

特定のモノに触れてしまう可能性が高いと言えるほどに、そのモノに対して距離を縮めることです。

近寄るは「近づくこと、親しくなること」。

物理的な距離を縮めるという意味もあれば、心理的な距離を縮めるという意味もあるので、どちらの意味でも使用することができる言葉です。

「接近」の意味

接近とは、触れそうな距離になるほどに近づくことです。

特定のモノに触れてしまいそうな距離まで近づくようなシーンで使っていきます。

接近に関しては、悪い意味で使われることも多いです。

よくないものが近づいているようなときには、警告の意味で接近という言葉が使われることがありますから、そこは頭に入れておきましょう。

「近寄る」の意味

近寄るとは、近づくこと、親しくなることです。

単純に距離を縮めるという意味で使っていくことも多いですけど、親しくなるという意味もあるので、そこは接近との大きな違いになるはずです。

だから、それだけ多くの場面で使用することができるので、日常生活の中で割と見聞きする可能性がある言葉に感じられる可能性があります。

「接近」と「近寄る」の用法や用例

「日本に大型の台風が接近しているらしいな。

今年もそういう季節がやってきたということだ。

台風は毎年大きな被害をもたらすことがあるから、気を付けないといけないだろうな。」

「金持ちと友達になれれば、いろいろな恩恵がありそうだ。

だから、とりあえずこの人に近寄ることにしよう。

最終的にはいろいろなものをおごってもらいたいね。」

接近と近寄るは同じような意味を持っている

接近と近寄るはどちらも物理的に近づくという意味を持っています。

特定の人やモノが近づいてくる。

または自分が何かに近づくという意味で使うことができるので、その点においては共通と言えます。

しかし、近寄るに関しては親しくなるという独特の意味もありますから、そういった部分も頭に入れておかないといけないでしょう。

最新の記事はこちらから