「天邪鬼」と「ひねくれ者」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

天邪鬼は「人の言うことに反発や反対の意見を言う人のこと。」

「つむじ曲がり」と言い換えると分かりやすい。

ひねくれ者は「警戒心が強く人を信用出来ない人のこと」。

「偏狭」と言い換えると分かりやすい。

どちらも社会生活で周囲から奇異の眼で見られ勝ちになります。

もし、そのような人が上司なら下の人は困るでしょうし、その人はそれまでの人となります。

「天邪鬼」は反対のことを言う人

「天邪鬼」は「天探女=あまのさぐめ」が語源と言われ、「人の心に入り込み、意に逆らう」とされる神または妖怪のことです。
人とは逆のことを言う、今で言えば偏屈者・つむじ曲がりと言うことになります。

例えば「あの人とは話たくない訳は、人のことを聞かないばかりか、聞いてもすぐに反論するのでいやになる。

まるで天邪鬼です」と使います。

「ひねくれ者」は警戒心が強い

「ひねくれ者」と言われる人は、まず、人に対して警戒心が働き簡単には人を信用しません。
従って、猜疑心も強く嫉妬深い面もあるという、扱いづらい人物なのです。

人を信用しないために人からは距離を置かれる存在になり、出世は出来ないタイプになります。

例えば「ひねくれ者が経営者や息子にいたならば、社員はいずれいなくなるかも知れません」と使います。

「天邪鬼」と「ひねくれ者」は出世が出来ません。

「天邪鬼」の様な性格では、周囲が起こってしまいますし「ひねくれ者」では人が付いてきません。

このような性格は組織ではつまはじきにされ、出世からははずされることになります。

人と融和が出来ない人は、一人で商売をするしかないのかも知れません。

そのような個人事業者は結構居るものです。

組織に馴染めず職人気質で、一人の仕事に向いているのです。

「天邪鬼」と「ひねくれ者」

「天邪鬼」は人と逆のことを言う人のことです。

語源的にはそのような神がいたことによります。

現代では、偏屈な人が良くやることです。

人の意見を聞かず人とは反対のことを言い、頑固で嫌われ者になっている人です。

「ひねくれ者」は人を信用できないために、人からも好かれず猜疑心が強くやはり偏屈な面を持っている人のことです。

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