後片付けは「何かをした後、散らかっているものを整理すること」。
「後整理」と言い換えると分かりやすい。
後始末は「片付けること、何かの問題の後処理をすること」。
「後処理」と言い換えると分かりやすい。
後片付けも後始末も片付けることは同じですが、後始末はトラブルなどの後処理の意味があります。
「夏の夜に自宅前で花火を楽しんで、燃えカスが残らないように後始末をしておいた」と使います。
「後片付け」は元通りにしておくこと
「後片付け」は催しものや食事・会議などが終わった後の片付けのことです。
例えば「我が家の習慣として、食事の後片付けは皆で一緒に協力して行っています」「イベント会場の後片付けは大変です」「会議の後片付けに協力をお願いします」「後片付けはいつも女性に押し付けるのは止めましょう」「いい子だからキチンと後片付けしなさい」などと使います。
「後始末」は別の意味も持っています。
「後始末」は片付けること以外に、トラブルなどの事後処理のことを言うことがあります。
例えば「先に帰りますが、ガス栓や戸締りなどの後始末をキチンとお願いします」「後始末が出来出来ないなら、最初からやるのではない」「トラブルの後始末は大変だ」「喧嘩の後始末は両方に顔を立ててあげることです」などと使います。
テントの「後片付け」が済んだら、火の「後始末」もお願いします。
キャンプの撤収はテントの片付けなど時間の掛るものです。
全員で「後片付け」をして元通りの状態に戻し、火の「後始末」も忘れずにします。
火を甘く見ると山火事を引き起こす原因となりますので、多分大丈夫と考えないで複数の人と「後始末」を完全にすることが大事です。
それでキャンプの「後片付け」が完全に終わるのです。
「後片付け」と「後始末」
「後片付け」はイベントや野外活動・家での食事・会社の会議などが終わった後の処理のことです。
物や食事の後始末・お茶などの片付け・食事の後片付けなど元通りにすることです。
使い終わったものの洗い、不要ごみの廃棄、整理整頓などいろいろあります。
「後始末」も同じですが、「トラブルの後始末」と言う意味もあります。