期待外れは「あらかじめ予想した結果とは異なる状況になること」。
特に期待をしていた存在が、その期待以下の結果になるようなケースで使う言葉と言えるでしょう。
番狂わせは「予想外の結果になること」。
多くが予想した結果とは全く似つかない状況になることを指しています。
したがって、期待外れの状況にかなり似ていると評価できるでしょう。
「期待外れ」の意味
期待外れとは、あらかじめ予想した結果とは異なる状況になることです。
特定の期待をしていた存在に関して、予想以上に悪い結果になったようなケースで使うことが多いと言えます。
したがって、そういう意味を特に持っていると言えるでしょう。
基本的には悪い意味の言葉であり、かなりネガティブな要素を持った言葉と評価できます。
「番狂わせ」の意味
番狂わせとは、予想外の結果になることです。
当初予想していた状況と全く異なる状況を迎えたときに番狂わせという言葉を使っていきます。
スポーツなどの場面で特に使うことが多いと言えるでしょう。
この番狂わせに関しては、悪い意味で使うこともありますが、いい意味で驚いたときにも使うことがあるので、そこは覚えておきましょう。
「期待外れ」と「番狂わせ」の用法や用例
「この選手は甲子園で活躍し、鳴り物入りで入団したにもかかわらず、プロ10年目を迎えても目立つ結果を全く残せていない。
今のところは完全に期待外れと言える状況になっているな。」
「今回のワールドカップの結果は完全に番狂わせだったな。
優勝候補の国がグループリーグ敗退で、グループリーグ敗退が確実視されていた国がベスト4まで残ったし。
いろいろと予想外だった。」
期待外れと番狂わせは意味合いが微妙に違う
期待外れと番狂わせはともに予想とは違う状況になることです。
しかし、期待外れは基本的には悪い意味で使われる一方、番狂わせはいい意味で使われることもあります。
したがって、両者は同じような意味の言葉に見えるかもしれないですけど、細かい部分の意味合いが異なっている状況です。
そこで区別ができる状況となっています。