「自立」と「自律」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

自立は「他人の助けを必要としないで自分だけで何事も出来る様子のこと。」

「独り立ち」と言い換えると分かりやすい。

自律は「自ら決定し行動することが出来る様子のこと」。

「計画遂行能力」と言い換えると分かりやすい。

自立は独り立ちのこと、自律は自らの意志で物事を決定して遂行することです。

「自律反発した株」「自律神経」など意志が無いものでも自ら動くことがあります。

「自立」は経済的独立

「自立」は「自ら立つ」と書き、「親から経済的に独立すること」を言います。
子供のころは動物と同様に親の庇護を受け、経済的にも養ってもらう状態ですが、時を経て成人すれば親から離れ経済力も付けば、完全に「自立」と言うことになります。

更に結婚して一家を構えれば安心と言うものです。

「自立心」「自立ゴマ」「自立式」などの言葉もあります。

「自律」は計画遂行能力があること

「自律」は「自ら律する」ですから、「自ら計画を立てて、遂行出来る」と言うことです。
当然「自立」は果たしていることになり、さらにその先の過程と言えます。

「自ら」と言う意味で「株が自律反発した」「自律神経失調症になった」と使います。

「自律」は対義語に「他律」と言う言葉があり、「自らの意志によらないで行動すること」とあり「自らの意志」がポンイトになります。

「自律」の中に「自立」は位置づけられます。

「自立」は親から独り立ちすることですが、「自律」の範疇に入るものになります。

「自律」は行動を自らの判断で決めて遂行することです。

「計画性」「立案能力」「判断力」「経済力」など多くの能力が無いとできないものです。

「自立」はとりあえず経済的な独立だけで達成出来るものです。

ですから「自立」は「自律」の範疇にある概念なのです。

「自立」と「自律」

「自立」は親からの経済的独立のことで、具体的には親の扶養家族から抜けることです。

独り立ち、自らの意志で生きていく力があることです。

「自律」は他の援助や力を借りずに自分だけの才覚で、物事を遂行する能力です。

また、「自律」は「内臓や血管が自然に動くことを助けている自律神経」「株などの暴落後の自律反発」など自らが勝手に動くことも言います。

最新の記事はこちらから