「梅」と「小梅」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

梅は「バラ科サクラ属の落葉樹のこと。」

「代表的春花」と言い換えると分かりやすい。

小梅は「梅の変種の落葉樹のこと」。

「変種梅」と言い換えると分かりやすい。

梅は平安時代では代表的な春の花でした。

小梅は梅に似た小さな実を付けますので梅干にして食べます。

また、葉や実が酸っぱいスノキのことを「小梅」と言うこともあります。

「梅」は代表的な春の花

「梅」は中国原産で早春に華憐な花を付ける代表的な花で、観賞用と梅干用があります。
5弁の白い花に玉状の花粉が付いたオシベが放射状に伸びています。

なお、食用の青梅には青酸毒がありますが、熟して干せば梅干として食べられます。

平安時代には花と言えば「梅」のことで和歌にも多く詠まれた花です。

因みに、梅干用の梅の作付けは和歌山県が群を抜いて多いのです。

「小梅」は梅の変種

「小梅」は変種で梅に似た小さな実を付けることから「小梅」と呼ばれます。
梅干にして食べることも多いものです。

また、スノキと言う別の植物は葉や実に酸味があることから別名「小梅」と言われることがあります。

花は白く実は丸く熟すと黒くなります。

なお、「小梅」は見た目や名前がかわいいイメージなのでいろいろなことに名前が付けられます。

「梅」と「小梅」は実が似ていますが大きさが全く違います。

「梅」の実は和歌山の南高梅など大きなもののありますが、「小梅」の実は固くて小さなものが梅の味がします。

見た目も非常に似通った実ですが、小さいというだけの違いと思えば良いようです。

梅干にして食べますがコリコリとした固い触感があります。

なお、別名「小梅」と称される酸っぱいスノキの実は形も色も黒で異なります。

「梅」「小梅」

「梅」は早春に咲き春の訪れを知らせる花で、平安時代には代表的なもので和歌に多く詠まれました。

実は青いうちは毒気があり食べると胃酸と反応し青酸が生ずることがあります。

熟して梅干にすれば食べられます。

「小梅」は「梅」の変種で実は小さいのですが、同様に梅干に加工して食べます。

別名「小梅」と呼ばれるスノキと言う植物もあります。

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