師事は「尊敬するその道の先達に弟子として教えを乞うこと。」

「先生生徒関係」と言い換えると分かりやすい。

弟子入りは「その道の先達と子弟関係を結ぶこと」。

「師匠弟子関係」と言い換えると分かりやすい。

師事は一般的に教育や芸事などで先生と呼ばれる人の元で生徒として教えを受ける関係のことです。

弟子入りは相撲などプロになろうとする人が、師匠と子弟関係を結んで教えを乞うことです。

「師事」はアマチュア・プロとも教えを乞うこと

「師事」は先達に教えを乞うことを言います。
その方法はアマチュアですと、学校や芸事教室に通うことですが、将来プロになろうとする人はその道の先達・師匠に弟子入りをする必要があります。

「師」とは「教育では「先生・教師」、芸事では「師匠・先生」、学問では「先生・教授」などと呼ばれる存在になります。

アマ・プロを問わず、教えを乞うことを言います。

「弟子入り」は子弟になること

「弟子入り」は将来プロとして一人前に活躍できるように未熟の段階から、その道の先達・師匠・教授などに師事して子弟関係になることです。
師弟関係ですから、師匠は親も同然の間柄になります。

弟子入り制度のある世界は「相撲・スポーツ全般・囲碁将棋・落語講談・漫才・邦楽・洋楽」などがあります。

師匠が弟子と認めなければ子弟にはなれません。

「弟子入り」して「師事」を仰ぐ。

師匠に「弟子入り」をすれば厳しい修行が待っています。

師匠の日常の世話することから始め、教えを受けるまでには時間が掛ります。

師匠によっては教えずに見て盗めというやり方を取ることもあります。

落語は段階があり最初は前座見習いから始め最後は真打となるのです。

相撲や囲碁将棋では段位や序列があり、師匠を抜くことが恩返しと言われます。

「師事」と「弟子入り」

「師事」はアマ・プロを問わず、「教えを乞う」ことです。

また、「弟子入り」は子弟関係を結ぶことです。

入門が許されれば、厳しい修行をすることで段階を経て一人前のプロに成長するのです。

師匠に師事して厳しい修行に耐え、師匠を追い抜くことが恩返しとこの世界では言います。

ことわざの「出藍の誉れ」とはこのことを言います。

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