「平等」と「無差別」の違い・意味と使い方・由来や例文

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平等は「等しく扱うこと」。

誰に対しても同じように扱うときに使われる言葉であり、基本的にはプラスの意味を持っていると言えます。

無差別は「差別をしないこと」。

差別をせずに、誰に対しても同じように扱うときに使われるので、基本的な意味は平等とほぼ変わりません。

しかし、無差別はマイナスの意味を持っていると言えるでしょう。

「平等」の意味

平等とは、等しく扱うことです。

誰に対しても同じように扱う際に使われる言葉であり、平等という言葉に関しては、世間一般ではプラスの意味を持っていると評価できます。

日常生活の中で平等を使う際には基本的にはいい意味で使われるため、周囲からは好意的な状況と見なされるでしょう。

そこはこの言葉のポイントと言えるはずです。

「無差別」の意味

無差別とは、差別をしないことです。

差別をしないこと、つまり平等に扱うという意味になるので、本来は無差別はプラスの意味を持っていると思われがちですが、日常生活の中では悪い意味で使われやすいと言えます。

無差別という言葉自体、平等と比べると使用シーンは多くないのですが、稀に使われるときがあったときにはマイナスの意味が込められていると思っておきましょう。

「平等」と「無差別」の用法や用例

「監督というのは特定の選手に肩入れしてはいけない。

全ての選手を平等に見ていくべきなんだ。

そうしないと的確に実力を見極めることができないだろう。」

「戦争になると、民間人への無差別攻撃が行われることがある。

武力を持たない民間人の場合には大量に死んでしまうケースが多くあるから、非常に凄惨な光景と言えるだろう。」

平等と無差別は意味は全く同じ

平等と無差別に関しては、どちらも同じ扱いをするという意味になるため、両方の意味は同じです。

ただ、平等は基本的に良い身で使われるのに退位して、無差別は悪い意味で使われることが多いです。

だから、それぞれは意味は同じであるものの、使用シーンが全く違うということで、そこは注意点となるため、覚えておく必要があります。

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