「専門家」と「有識者」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

専門家は「特定の分野について非常に詳しい、精通している人のこと」。

特定の分野に関して、専門的な知識や経験を持っている人たちのことを指しており、何らかの肩書を有しているケースで使うことが多いです。

有識者は「特定の分野において、詳しい知識や経験などを持っている人のこと」。

専門家に近い意味ですけど、有識者についてはこれといった肩書がなくても使われるケースが多くあります。

「専門家」の意味

専門家は特定の分野について非常に詳しい、精通している人のことです。

特定の分野について専門的な知識や経験があるので、その分野に関しては常人と比べても相当深い知識を持っている状況です。

また、経験についても豊富と言えるでしょう。

専門家の場合には、大学教授とか、何らかの肩書を持っているケースで使われることが多いので、そこが特徴的な部分になっています。

「有識者」の意味

有識者は「特定の分野において、詳しい知識や経験を持っている人のことです。

意味としては専門家とほとんど変わりません。

ただ、有識者の場合には、これといった肩書が重要視されていない面もあるのです。

何かしらの肩書を持っていない人、抽象的な肩書でしかない人に対しても使われることがあるので、有識者と呼べる人に関しては世の中に非常に多くいる可能性があります。

「専門家」と「有識者」の用法や用例

「このニュース番組は専門家が非常に多く揃っており、コメンテーターとして活躍しているな。

大学教授や弁護士などが多いが、かなりお金をかけているように思う。」

「世の中には有識者と呼べる人たちがかなり多くいるよね。

職業としての肩書などがなくても、何かしらの詳しい状況があれば有識者と呼べるわけだから、有識者は大量にいると思うんだ。」

専門家と有識者は同じような立場の人たち

専門家も有識者も基本的には特定の分野の知識に関して長けている状況を指しており、その点では共通です。

しかし、専門家は何らかの職業的な肩書を有している人に対して使われることが多く、有識者はそういったものがなくても使われやすいです。

だから、実際に区別をしていくときにはそういった部分を意識していくと良いでしょう。

最新の記事はこちらから