「可愛い」と「可愛らしい」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「可愛い」と「可愛らしい」についてですが、どちらも可愛いという事実についてを表している言葉です。

らしいとついている点が意味合いを別ける要素になっており、「可愛い」は断言できる可愛さを示しているに対して「可愛らしい」はその様子を表しており、断言をしていない点が異なります。

その為絶対的に自信を持って言える場合「可愛い」という言葉を用いて相手の様子を示します。

「可愛い」の意味

愛くるしい様子やしぐさのことを意味し、態度や人間的な感情を揺さぶる何かを持つ対象に対して「可愛い」といいます。

対象は人間だけとは限らず、生物であったり、命を持たない物体であることもあり、人間ばかりに使われる言葉ではなく、人工的に作られたものに対しても様子や姿形が愛くるしい場合、「可愛い」という言葉を用いて様子を表現します。

「可愛らしい」の意味

「可愛らしい」は、おおよそ見てくれにおいて愛くるしく見える、またはそうあってほしいと思う願望を表す言葉です。

あくまでそのように見えることや要望である点がらしいが持つ意味であるため、実際にその対象となる者が愛くるしく見えるかどうかについては追及はされてないです。

この愛くるしく見えるかどうかを追求した場合、「可愛い」という断言の言葉に生まれ変わるのです。

「可愛い」と「可愛らしい」の用法

「可愛い」は断言できる場合に用います。

例えば、小動物などに対して愛くるしい様子がある場合、断言できる時には「可愛い」と声を上げるのです。

一方で「可愛らしい」は断言が難しく一応、愛くるしい様子をしている者に対して呼ぶ言葉で例を挙げるとアイドルなどで外見は愛くるしい様子を見せているが、実際にはどのような性格や見えざる部分がある物に対しては一応形式上「可愛らしい」と呼ぶことで周囲に対してそのように見えると公言しているわけです。

「可愛い」と「可愛らしい」のまとめ

「可愛い」と「可愛らしい」葉らしいと付く部分が重要な言葉の違いになります。

らしいとは断言できないことを意味し、そのように見えることを意味します。

その為「可愛い」は言いきっている点に対して「可愛らしい」はあえてそのように見えますと公言しているにすぎない為、実際に本人が愛くるしいと思っているかは別の問題となります。

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