「ツバキ」と「サザンカ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ツバキは「ツバキ科ツバキ属の常緑樹のこと」。

「サザンカ似花」と言い換えると分かりやすい。

サザンカは「ツバキ科ツバキ属のツバキ似の常緑樹こと」。

「椿似花」と言い換えると分かりやすい。

「ツバキ」と「サザンカ」は同じツバキ科ツバキ属の仲間ですが、外見は同じように見えるため、花や葉が多少違う点を除けば判別が難しい植物の代表です。

「ツバキ」は冬の代表的花

「ツバキ」は冬に咲く花の代表で、古来、万葉集にも謳われている歴史のある木です。
そのため、品種改良が盛んに行われ、様々な花が存在していて同種のサザンカとよく間違われます。

原産地は日本や台湾と言われ、赤の花弁と中心に黄色いおしべとめしべが付いています。

学名は「カメリアジャポニカ」と言います。

春の季語になります。

゜サザンカ」も冬の代表的花

「サザンカ」はツバキ科ツバキ属になり「ツバキ」と同じ種です。

童謡「焚き火」に謳われている花で、茶花としても重宝されています。

ツバキと同様種を絞り油が取れます。

花は一枚ごとに散り、花弁は離れていて、葉のテリは少なく小振り、自生地は山口まで、冬の季語となります。

なお、「カンツバキ」はサザンカの仲間になります。

「サザンカ」は「ツバキ」と良く間違えられます。

「サザンカ」もツバキ科の木で、日本固有種で学名は「カメリアサザンカ」と言います。

「サザンカ」は「ツバキ」より早く秋口から咲き始めます。

種類により翌3月ごろまでは咲くので、間違い易いのです。

「ツバキ」は冬になってから、寒くならないと咲かない特徴があります。

葉は比較的小振りでギザギザがあるのが特徴です。

花は完全に開いた状態になり散ります。

「ツバキ・サザンカ」は冬の代表的な花

「サザンカ」がまず咲き始め、冬に入り「ツバキ」が咲きます。
季語が冬と春の違いがあるように二つの花は開花の時期が微妙に違いますが、同時に咲いている間も長いためよく間違われています。

区別の目安は花と葉にありますが、ツバキの花がボトッと一瞬のうちに落下するのに対して、サザンカはハラハラと言う感じで花弁が落ちていきます。

葉もサザンカが小振りです。

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