「存在」と「実在」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

存在は「特定のモノや人がこの世にある、いること」。

人間の目から見て特定のモノがある、特定の人がいると言える状況において使うことができます。

実在は「特定のモノや人が架空の世界ではなく、この世にある、いること」。

意味としては存在とほぼ変わらないものの、架空の世界ではないという部分を強調する際に使う言葉です。

「存在」の意味

存在とは、特定のモノや人がこの世にある、いることです。

対象となるモノや人は何でもいいですけど、とにかくそういったものがこの世にあると言える状況のときに使います。

したがって、存在という言葉はかなり頻繁に使うことがあるでしょう。

ほぼ何に対しても使うことができるので、無意識のうちに何度も使用している可能性が高いです。

「実在」の意味

実在とは、特定のモノや人が架空の世界ではなく、この世にある、いることです。

架空の世界ではないという点がポイントになります。

架空の世界にもいろいろなものがありますが、それはあくまでも架空の世界ならではということもあります。

架空の世界ではなく、ちゃんと現実の世界にある状況を指すときに実在という言葉を使っていきます。

「存在」と「実在」の用法や用例

「自分の存在は自分が1番認識できるよな。

他人も認識できるはずだけど、自分がこの世にいるという感覚は自分こそが特に持っているものだからね。」

「世の中には架空の世界にしかなさそうな不思議なモノが多くあるよね。

そういったものが実在している状況を見ると、現実の世界の人間もかなりすごいんだなと思えてくるんだよ。」

存在と実在は同じような意味

存在と実在に関してはともに特定のモノや人がこの世にある、いるという状況を表しています。

したがって、同じような意味の言葉なのです。

ただ、実在に関しては架空の世界ではないという点を強調する意味があるので、そこに違いがあります。

存在と実在に関しては細かい意味の違いとなっているため、見極めるのは難しいと感じるかもしれません。

最新の記事はこちらから